日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶シーズンへ向け気持ちを高める

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝からしっかりと雨が降りました。予報によってはみぞれあるいは雪の表示もありましたが、今回に関しては雨となりましたね。

井川など標高が高く緯度も高い場所では雪となったようですが、もし雨では無く雪で降ったとした雪の重さによる被害が発生していたかもしれません。そう考えると雨で降ってくれて本当に良かったです。

 

なお今回の雨は朝から晩までしっかりと雨が降りました。川の水はそれほど増えた印象はありませんが、土を十分に湿らせるものとなってくれたと思います。

植物の中には今回の雨により活動を活発化させるものもあるでしょうし、気温が上がれば花粉も舞いやすくなりますね。本格的な花粉シーズンの到来を告げるような雨となるのではないかと思っています。

 

昨年の一番茶の写真を見て

一か月後の茶畑は今とそれほど変わらないと思います。しかし二か月後の茶畑は萌芽が進んでいる状態か、すでに全ての畑で萌芽し終わり芽が徐々に大きくなり始める段階になると思います。

そして三か月後の今頃は、一番茶シーズン終盤かすでに終わっている可能性もありますね。

 

少しずつではありますが、確実に近付いて来ている一番茶シーズンへ向けて気持ちを高めるために一番茶芽が伸びている畑の写真を見返す事があります。

こんな感じですね。

一番茶の芽は今まで積み上げてきたものの成果が表れる物でもあります。純粋に収穫が楽しみですが、その一方で今までの成果が出るためある種の緊張感もあります。

 

しかしながら、芽が伸びてきてくれなければどちらの想いも味わう事は出来ません。今はとにかく一番茶シーズンの到来を待ちながらお茶の木の手入れをしていくのみです。