日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の生長スピードと気温について

こんばんは!

 

今日も最高気温が35℃を超える猛暑日となりましたが、1日を通して風が吹いていたので、比較的過ごしやすい陽気でした(^^♪

 

台風の影響なのか、普段なら西の方から東へと動く雲は、今日は南東方向から北の方向へ向かって早いスピードで移動…。

灰色っぽく見える暑い雲が移動してくる時間帯もあり、朝と昼には雨が数粒パラつくこともありました。

 

今週は天気が不安定な日が続きそうです…。

帰省中、旅行中の方も多いと思いますが、台風の雨風や急な雷雨などにはお気を付けください!

 

 

約2倍のスピードで…

お茶の芽は、萌芽すると4~5枚ほどの葉っぱを開きます。

もちろん、これ以上に葉を開く芽もありますが、基本的には5枚程度です。

 

一旦、5枚程度の葉っぱを開くと、見た目の生長はゆっくりに…。

開いた葉っぱなどをしっかりと充実させ、新しく伸ばす芽(四番茶芽)の準備を始めるのです!

 

 

お茶の芽が葉っぱを開くスピードは、気温に大きく影響されます。

 

もし、40℃を超えるような高温になれば、新芽が死んでしまう事もありますが、基本的には気温が高い方が生長のスピードが速いです(^^)/

 

逆に1日の平均気温が20℃を下回るようになると、生長のスピードは一気にゆっくりに…。

気温の低い冬の間は、完全に休眠状態になります。

 

 

一番茶の頃は、芽が萌芽して1枚の葉っぱが開くのに1週間程度の時間がかかりますが、三番茶芽の場合は気温が高いため4日程度で葉っぱが1枚開きます!

 

つい7月の20日頃までは、萌芽したての芽がツクツクしていた状態でした…。

しかし、7月の長い梅雨の雨と梅雨明け後の高温により一気に生長!!

約3週間弱で畑の様子がガラッと変わりました!

 

今はまだ新芽は黄緑色ですが、少しずつ硬く肉厚になり、充実した葉っぱになります。この時、葉っぱの色が濃い緑色に変化していくため、黄緑色がキレイな今の茶畑が再びガラッと雰囲気を変えるのです(^^)/

 

濃い緑色の葉っぱになると、強い日差しを受けてしっかりと光合成を行えるだけでなく、光合成により作られた養分や土から吸収した養分をしっかりと蓄えられるようになります。

 

この蓄えた養分は冬の間中保ち続けられ、春に伸びる最初の芽を伸ばす時に使用されます。

 

そのため、三番茶芽を健康的に育てたくさん養分を蓄えられるほど、翌年の一番茶(新茶)の芽に使われる栄養分の量も多くなるのです(^^♪