こんばんは!
今日は関東を中心にとても気温が上がった1日だったと思います。
まだ台風の影響があるのか、天気は回復したものの、暖かく湿った空気で気温がぐんぐん上昇!
しばらく雨や曇りで気温が下がっていたので、暑さが堪えます…(^^;)
湿度が高いので、気温以上に暑くも感じる雨上がりの晴れ。
ジメジメとしていて過ごしにくいだけでなく、熱中症にもなりやすくなると思うので、体調管理にはお気を付けください!
たっぷりと土が湿りました
約2日間の間、雨が降ったり止んだりを繰り返し、十分に土が湿る量の雨が降りました!
お茶の樹もしっかりと水を吸えるでしょうし、肥料も水分がないと吸収できないため、雨が降ったことでしっかりと吸収できるようになったことでしょう!
僅かながら、お茶の葉の色が濃くなったような気がします(^^)/
三番茶芽は、新しい葉っぱをすべて開いた状態となっています。
一旦開いた葉っぱを充実させてから、次に伸ばすお茶の芽の準備を始めるため、一部の枝から四番茶芽が伸びるまでは新しい芽は伸びません!
一番茶、二番茶であれば、芽が若々しい状態で収穫するため、ここまで芽を生長させることはありません。
全ての葉っぱが開くまで…そして濃い緑色の葉っぱになるまで充実させるのは三番茶芽のみです!
そのため、これからの茶畑の様子は1年に一度しか見ることが出来ないものとなります(^^♪
新しい葉っぱは開きませんが、今後は一枚一枚の葉っぱがさらに大きくなり、色も濃くなっていきます。
秋本番へ向けて、お茶の葉っぱは着々と充実していくのです。
病気が怖い
三番茶芽が生長する時期は、気温が高く、湿度も高いため病気に感染しやすくなってしまいます。
もちろん、病気に感染しにくくするために、二番茶の収穫後に深めに枝をカット(浅刈り)をするなどしました。
また、三番茶芽が小さいうちに、7月末から8月上旬の間に予防効果のある農薬と治療効果のある農薬を散布し、しっかりと芽や葉っぱを守る準備を整えます。
※農薬は人や環境に優しく安全性の高い物を必要最低限のみ使用しています。
しかし、三番茶芽がまだ萌芽したての小さかった頃は、長い梅雨の真っ只中…。
常時、芽が濡れているような状態だったので、非常に病気に感染しやすい状態だったと思います。
さらにお茶の樹の品種も病気のリスクに関わってきます…。
上河内地区で育てているお茶の樹のほとんどは「やぶきた」
香りがよくうま味が強い、品質の高い種類です。川根町上河内地区の環境にも合っているため、「やぶきた」メインで栽培を行っています。
しかし「やぶきた」は病気に弱いというデメリットが…。
品質は高いものの、きちんと手入れを行わないといけない、育てるのが難しい品種です。
そのため、完全に病気を防ぐことは難しいかもしれません…(>_<)
これから約1か月間は、お日さまの光をたっぷりと浴びて栄養分を蓄える重要な季節!
来年の一番茶(新茶)の品質に直結するため、しっかりと見守り育てて行きたいと思います(^^)/