日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

台風15号による大雨から半年

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は、午後から本降りの雨が降っています。午前中も弱い雨が降ったり止んだりの状態であり一日を通しての雨模様です。

 

今後も雲や雨が目立つ予報が続いているので、菜種梅雨らしい天気であることを実感しています。

 

なおこの時期は、雨が降らないよりは降ってくれた方が有難いです。桜の見頃を迎える季節ではありますが、植物の生育が進む時期でもあるため雨が降らない日が続くと支障が出る事があるでしょう。

今年に関しては雨が多そうな印象は持っていますが、雨が一切降らないよりは良いかなと思うこの頃です。

 

台風15号の大雨から半年

台風15号による大雨から今日で半年となります。

まだまだ爪痕は残っていますが、当地区では支障なく日常を送ることが出来ています。ただ危険な箇所がまだ残っているので、今後大雨が降ったりすれば何か影響が出る可能性はあるでしょう。

川床も上がったままなので、元の形に戻るには数年単位の時間がかかることは確実だと思います。

 

半年経過して今思う事としては『よく茶畑が無事でいてくれた!』これに尽きます。

こちらの写真の畑は谷底、川の近くにあります。少し分かりにくいですが、道の部分に水が流れ少し削られた形跡が見られます。

 

道の部分がやや低く直線であったためお茶の木や土が流される事はありませんでしたが、もう少し水量が増えていれば茶畑に影響が出たことは確実でしょう。

特に写真右側の部分はもろに川に面しています。地面が削られ畑ごと流されていたことも十分考えられますね。

そして普段から水が染み出ていた場所があるのですが、そちらでは少し崩れているのが分かりますね(写真左上)しかし、崩落が小規模で済んでくれたので茶畑に土砂が流入するようなことはありませんでした。

 

こちらももう少し大きく崩れていたら茶畑に影響が出ていたのは確実なので、本当にぎりぎりのところで被害が回避出来ていたのが分かります。

 

大雨となった日は、茶畑の一部が崩れたりするのも覚悟していました。

しかし被害は無く今年の春も無事に収穫を迎える事が出来そうです。そのことに感謝しつつ、まずは今年の一番茶の収穫を無事に終えたいですね。