日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

キンリョウヘンの効果か? ミツバチが巣箱へ訪問

こんばんは。

今日でついに3月が終わりますね。今年の3月は全体的に気温が高く桜の開花や木々の萌芽が早くなりました!

 

お茶の芽も例外ではなく、特に早生品種を中心に早い時期から生長が進んでいますね。先週は最低気温・最高気温共に高い状態が続いていましたが、ここ数日は少し寒い日(平年並みではありますが)が続いている事により、芽の生育が少し落ち着きました。

早い時期から生長が始まることが全面的に良いわけでは無いので、少し気温が低くなり生育が抑えられる期間があっても良いと個人的には思っています。

 

なお今後の天気予報を見ると、再び気温が高めの日が続きそうです。

しばらくの間は霜などへの心配をせずに済みそうですし、雨も適度に降ってくれそうなので芽は特に大きな支障なく育ってくれる事でしょう!

このまま育ってくれれば1か月以内には一番茶を始める事が出来そうなので、残り少なくなった一番茶前の時間を有効に使いたいと思います。

 

巣箱へ訪問

冬の間、部屋の中に入れ開花を早めたキンリョウヘン。先日開花が始まったので巣箱の近くへ置きました。

キンリョウヘンは、ミツバチの集合フェロモンと同じような匂いを出すとされているため、分蜂したミツバチの群れが巣箱へ来やすくする目的で使われることもあります。

※必ずミツバチを呼び寄せる訳ではありません。

 

そんなミツバチ用の巣箱ですが本日の日中確認したところ、新しい住処の偵察に来ているのかミツバチがやって来ているのを見る事が出来ました(^^)/

何気にこのような光景を見るのは初めてだったりします。必ず住み着いてくれるわけではありませんが、偵察にやって来てくれているだけでも嬉しいですね。

春に桜などの花が咲き、住処が蜜や花粉でいっぱいになると群れが分離するとされています。今後はまさに分蜂シーズンとなるため、巣箱へ群れがやって来てくれることを願うのみです。