こんばんは。
今日の川根町上河内地区は晴れたり雲が広がったりな空模様となりました。日中は張れている時間帯が多かったですが、朝方や夕方には雲が広がっていましたね。
明日の天気は雨が予想されていますし、今のところ大雨になるとの情報も出ています。季節柄、植物の生育を後押ししてくれる雨となりますが、若葉が茂る事による重量増加と葉っぱに水分が付着する事による重量増加により枝が折れたり倒れてしまう事もあるため、木の下を通る時などは注意する必要があったりもしますね。
明日はかなり雨量が多くなりそうなので、災害などが発生しない事を願いつつゆっくりと過ごしたいと思います。
玉切り作業
昨年の晩秋に伐採した山桜の木など。
急な斜面の上部から生えている木であり大きくなると対応するのが難しくなるため、茶畑の日当たり向上も兼ねて切る事にしました。
ただ、伐採してそれで終わりではありません。出来るだけ利用するようにしています。
今回切った木は山桜という事で、なめこの栽培に利用しようと思います!作業をするのが少し遅くなってしまいましたが、ようやく玉切り作業を進める事が出来ました。
作業を行うのは急な斜面で小石がポロポロするような場所。まずは安全に切れる所で大まかに切り斜面の下へ落とします。その後、足場がしっかりとした場所で栽培するのに適した長さ、持ち運びしやすい長さへとより細かくしました。
木は見た目以上に重いためもし挟まれたりでもしたら骨折などは普通にしてしまうでしょう。チェーンソーもしっかりと扱わないと事故につながるため、とにかく安全を最優先しての作業を重視しています。
玉切り作業を終えた後がこの状態。
思っていた以上に量がありました(^^;)
さすがに全てになめこを植菌しても消費しきれないでしょうし、薪にしたり他のキノコを少し育てる事にも使ってみようと思います。ただ、それでも使い切れるか分からない量ですね。
ひこばえが生えてきます
なお今回伐採した山桜は雑木であるため簡単にひこばえが生えてきます。
シカの食害を防ぐ必要はありますが、すでに根っこが張っている状態なので食害さえ防げればすぐに大きくなりますね。
今回切った山桜もすでに一回は伐採を行っている様子が見られるため、ひこばえが育ち大きくなった物を切ったと思われます。
上の写真の太さになるまで20年と少し。30年はかかっていないと思います。
生長が早いため意外と早く大きくなるのです!
そのため、適度に木を切ってあげて森林を再生することも重要になってきます。
全く人の手が入っていない場所では無く、昔から何かと利用してきた場所であり人の生活と綿密に関わった環境がすでに作り上げられているため、適度に人の手が入った方が環境的にも良かったりするのです。
近代になり山林の恵みを活用する機会も減ってしまったため、その分野にも少しずつ力を入れて行きたいですね。