日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

数年後の改植へ向けペーパーポットとコンテナを購入

こんばんは。

今日も昨日と同じく雨が降ったり止んだり、気温は低めでしたが蒸し暑さが堪えた上河内地区です。畑の方の準備は雨が降っていると出来ないので、今日は私用と明日行うことの下準備を行いました。

 

なお私用は車の整備と買い物です。自家用車のオイル交換をしに街の方へ出かけたのですが、ちょうど雨が強く降る時間帯と重なってしまい傘を置いてきたことを後悔しましたね。

少しの距離であれば車から降りて走っていく方が楽なのですが、あまりにも激しい雨だと厳しいです。

 

14日から二番茶が始まる予定なので、大きな準備は明日までにしっかりと終えたいと思います。

 

苗木づくりから

現在管理している茶畑の多くは、植え付けから半世紀近くの時間が経過しています。木の状態としては大部分が悪くないのですが、年数的にはもう改植をした方が良いですね。

また一番茶をやっている時に少し状態が悪くなりつつある畑もあったので、段階的に改植作業を行う必要がより強くなってきたと思います。

 

なお、今まで改植作業から逃げていたわけではありません。ただ済んでいるのは全体の5分の1程度の面積であるため、少しそのペースを上げる必要があるかなと思っているところなのです。

 

改植とはわかりやすく言えば「植え替え」になります。今育てているお茶の木を掘り起こし、新しい木に植え替えていく作業になるのです。

 

そのため新しい苗木が必要になってきます!

苗木は購入することもありますし自分で作ることもあります。自分で作る場合は「地床(じどこ)※」で苗木を作ってきましたが、今回ペーパーポットとコンテナを利用した苗木づくりに挑戦してみることにしました!

※地面に直接赤土などを敷き、挿し木をして苗を作る方法です。なおもともと挿し木に向いている土であればそのまま挿し木を行いますが、当地区の畑は少し石っぽさもあるため赤土を入れる必要があります。

その第一段階として先日ペーパーポットと対応したコンテナを購入。なお一つのコンテナで130株育てられるペーパーポットを選択、コンテナはとりあえずで10個用意しました。

最大で1300株育てることが出来ますが正直少ないので、もう少し増やそうと思っているところです。

 

苗木づくりには短くても半年できれば1~2年は時間をかけたいので、数年後の改植を目指して来年から苗木づくりを進めていきたいと思います。