先日ジャガイモの試し掘りを行ったのですが、地上部がだいぶ枯れてきたこともあり本日全ての株で収穫を行うことにしました。昨年は地上部の食害によりほとんど収穫できませんでしたが、今年はコンテナ二杯分程度収穫ことができ挽回できたかなと思っております。
なお今年はジャガイモの植え付け時にカヤを入れた区画とそうでない区画を用意。どのような違いが出るか試した栽培でもありました。今回のその結果について投稿したいと思います。
植え付け時のブログは下のものになります。
僅かな違い
結論から言うと、大きな以外はありませんでした。
カヤを入れた方が若干小粒かつ収量も少なかったですが、粒ぞろいと肌の状態は良かったですね。
上の写真はカヤを入れた区画(一列分)のイモ。
そして下の写真がカヤを入れなかった区画(一列分)のイモになります。
比較対象になる物を入れて写真を撮れば良かったのですが失念していました。
ただ掘っていて僅かながらに、カヤを入れなかった方が大きなものが出てきましたし量も多かったと思います。
その一方で「そうか病」などの発生によるジャガイモの肌の荒れは、カヤを入れた方が被害が少なくきれいな物が多かったです。
このようなイモはほぼ見られませんでしたね。
因果関係ははっきりとわかりませんが、多少カヤを入れたことによる影響があったのではないかと思います!
また、粒がやや小さく量が少なかったことに関しては今更ながら少し心当たりがあります。植え付け時にカヤを入れ過ぎてしまったので、根や芽を伸ばすときに少し支障があったのではないかと思われます。
極端に生育が悪くなるようなことは無かったため、投入するカヤの量この点に関しては次作以降の反省として活かし適度な量の見極めをしていきたいですね。
なお、現在ジャガイモを育てている畑は谷底にあり通気性や排水性は悪くはないと思いますが良いとも言えない状態であると思います。また、やや砂利っぽいのが特徴の土でもあるため、土の状態や日当たりなどの環境の違いによっては良い方にも悪い方にも影響する可能性があるでしょう。
作物相手、天候相手の試験であり一概に答えを決めることはできません。そのため上手くいかないこともあることを念頭に、試していただきますようお願いします。