こんばんは。
今日は久しぶりに梅雨空が戻ってきました。一日を通して雲が広がり、時々雨が降るまさに梅雨らしい天気でしたね。
日中の気温はここ数日間では低い方となりましたが、湿度が高いため鬱陶しい暑さを感じました。気温が少し低くても蒸し暑いと体に堪えるので、少し気温が上がったとしてもカラッと晴れてほしいと個人的には思います。
更新園の現在
一番茶収穫後すぐに深刈り作業(更新作業)を行ったこちらの畑。
作業直後は茶色い枝が直に見えた状態であるため、緑色の茶畑が茶色に見えるようになります。遠目で見てもはっきりとわかるものであり、初めて見ると異様な光景に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
今年深刈り作業を行ったのは5月9・10日になります。それから約2か月が経過した現在の茶畑の様子がこちらです!
再生してきた芽が大きくなり、茶色かった茶畑が完全に元の緑色に戻りました。芽の伸びも良くいい感じです!
ただ芽が伸び始めた直後は「もち病」の症状が見られたため、蔓延しないか心配ではありました。ちょうど雨が続いていた時期でもあり、再生してきた芽が全滅してしまうことも覚悟していましたね。
結果としては多少病気の発生が見られましたが、許容範囲内に収まってくれましたね。上の写真の黒いシミのような部分が「もち病」の跡なのですが蔓延すると黒い部分が多くなり、最悪の場合は葉や芽が完全に枯れて落ちてしまいます。
実は3年前までは連続して「もち病」にやられていました。昨年の深刈りは「もち病」がほとんど発生せずに済み、今年も昨年に続けという思いで手入れをしてきたので、良い結果が出そうなことに安堵しています。
ただし、秋のナラシまでは2か月半以上の時間があります。
この間に雨が続くと病気が多発する可能性もあるので慢心はできません。深刈りした年の生育により2年目・3年目の生育も変わってきてしまうため、丁寧な例手を心掛けていきたいと思います。