日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

苦土石灰の施用開始

こんばんは。

今日は昨日や一昨日と比べると若干気温が低くなった一日となりました。午前中に関しては日差しが出て昨日までと同じような気温の上がり方、何なら最低気温が若干高かったため早い時間帯から蒸し暑かったですが、お昼過ぎからは雲が空を覆うようになったため最高気温の上昇が少し抑えられたのだと思います。

ここ数日特に暑い日が続いていますが、その暑さにも慣れてきたのか夕方30℃くらいまで気温が下がってくると少し涼しいと感じるようになってきたこの頃です。

 

石灰資材の施用

苦土石灰は土の酸度調節で使用するのが一般的な使い方ですね。そのほかにマグネシウムやカルシウムなどの微量要素を補給する目的もあったりします。

 

チャノキは酸性の土を好むとされており、一般的な作物より土はやや酸性になっていますね。

 

ただ一年を通して数字が一定になっているわけではありません。さらに近年は大雨による影響もあると思われるため、簡易的に酸度を計測できる道具を購入し定期的に調べるようになりました。

結果としては土の酸度は適正範囲内に収まっています。しかし苦土石灰には微量要素を補給する目的もありますし、それほど高い資材でもないため毎年一定量ずつ施すようにしているのです。

なお石灰資材は施しやすいように粒状の資材を使用することが多いです。

ただ粒状の資材の場合、まいた後に雨に当て粒が細かくなってから土と混ぜ合わせる方が良いとされているのが地味に大切になります。

 

今回も木曜日以降の天気予報で傘マークが出ていたため、それに合わせる形で施用作業を行うことにしました!

暑い時期そして空調服を利用できない作業であり熱中症のリスクが高いため、いつも以上に気を付けて作業を進めていきたいと思います。