日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

幼木園の夏2023

こんばんは。

昨日は晴れて蒸し暑い一日になりましたが本日は再び雨が降ったり止んだり、降る時は若干強く降る時もある一日でした。

 

気温は雨が降っていることもあり28℃止まり。久しぶりに真夏日に満たない気温となりましたが、湿度が高いこともあって地味に暑く感じましたね。

夜の間に晴れてくれれば過ごしやすくなりますが、このままだと晴れて気温が上がった日以上に寝苦しい夜となりそうです。

 

だいぶ育ってきた幼木園

前回の改植(古いチャノキを新しく植え替える作業)から5~6年ほどの時間が経過しました。ほぼ毎日のように見ていると大きくなっている印象は弱いですが、植え付け当時と比べるとだいぶ大きくなってきています。

上の写真は植え付けて2か月ほど経過した状態。畑に黄緑色の線が引かれているような見た目になっていますね。普通の茶畑と比べると圧倒的に土が見ている部分が多いので茶畑感も少ないと思います。

 

そして現在の状態が下の写真。

少し見え方が違いますがご了承ください。

ですが、正真正銘の同じ畑の光景です。上の写真と比べると別物感がありますね!

 

株も横へと本格的に広がり始め、今ではチャノキの幅と土が見えている幅が同じかややチャノキの方が広い状態にまで育ってくれたのが今の(下の)幼木園です。

 

まだ成園化には早いですが、昨年から一番茶に限り収穫をするようにもなりました。収穫量はかなり少なめですが確実に成園に近付いております。

あと2~3年もすれば一般的な茶畑と変わりないくらいの見た目まで生長することでしょうし5年ほどすれば収穫量も安定してくるので、植え替えによる効果が期待できるようになりますね。

 

現在うちで管理している畑の多くは40~50年ほど経過しているところが多いです。生育が良い畑が多いので特に問題視はしていませんが、なかには生育が悪くなってきた畑もあるので計画的に改植を進めていく必要もあります。

再来年には別の畑で改植をする予定でもありますが、改植をすると一定年数その畑からの収益は見込めないので、今の幼木園をもっと良い状態にしていけるように頑張って手入れしていきたいと思います。