日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

大雨を乗り越えたイシガメたち

こんばんは。

今日も川根町上河内地区では猛暑日手前の34℃まで気温が上がりました。湿度も高いことから気温の数字以上に暑さを感じますね。日中暑くなっていることが影響してか、夜の気温低下も若干弱いものとなっています。

高温になる予報が出ていたのである程度は覚悟していましたが、安定して暑さが続いていることに少しウンザリしつつあるこの頃です。

 

イシガメたち

先日のことですが、ふと川を見るとイシガメが三匹まるで会話をしているような状態でいました。

 

当地区を流れる川に昔から生息しているカメであり、幼いころは捕獲して観察したりしていました。また、まれに卵を産みにやってくることもあり、卵を産んだ場所によっては掘り返しプラケースなどを使用して赤ちゃんガメの誕生の手助けをしたこともあります(昨年もやりました)

そんな身近な存在であるカメなのですが、昨年の9月には台風による大雨で川の水が非常に増えました。護岸も多くの場所で削られ台風前の状態とは一変しています。

 

そのため、大雨となった当時は「イシガメたちも流されたりしていなくなってしまったのでは…」と思っていたのですが、水量の落ち着きとともにその姿を確認することが出来ました。

 

そして今回も一度に三匹ものカメを見ることができ、大雨による影響は〇ではなかったと思いますが、しっかりと命を繋ぐことが出来ているのではないかと安堵しております。

 

川岸に生えていた葦はその大部分が流され消失。ハヤなどの一部の魚の姿も大幅に減少してしまっています。しかしながらカメは地上でも生きることが出来るので増水から逃れることが出来たのでしょう。

 

時間はかかると思いますが、少しずつ以前に近い状態へと戻っていってほしいものです。