日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雄鹿と雌鹿

こんばんは。

今日は一日を通して穏やかで温かい一日となりました。冷え込みもそれほど強くなく、日中の部屋の気温は20℃まで上がりました。風も穏やかであり、まさに小春日和な一日であったと思います。

 

この陽気が影響しているのかは分かりませんが、今日はテントウムシの姿を多く見かけました。この時期に越冬をするため自然物、人工物問わずちょっとした隙間に集まってくるようになります。

今日も窓ガラスや網戸に何頭ものテントウムシがやって来ていましたし、僅かな隙間から部屋の中に入ってきて隙間を探しているような様子も見られましたね。テントウムシはアブラムシを食べてくれる力強い味方でもありますし、特に支障が出ない限りはそっと見守ろうと思っています。

 

雄鹿と雌鹿

トレイルカメラを設置しちょくちょく動物の様子を確認していますが、今回ほぼ同じアングルで雄鹿と雌鹿の姿を撮影することが出来ました。

角があるのが雄の鹿。下の角が無いのが雌の鹿になります。

年齢にもよるでしょうが雄鹿の方が体が大きくがっしりとした印象を受けますね。角も立派かつきれいな状態であるため、ある種の美しさを感じるほどです。

 

その一方で雌鹿はしなやかさがあるような印象を受けます。また雄鹿は単独で行動することが多いですが雌鹿は群れで行動する傾向にあり(写真では一頭のみですが映像で確認したところ3頭はいました)行動面からも雄鹿とは違った印象を受けますね。

 

ただ注意点としては、やはり野生動物であるため遭遇した時には注意が必要です。特に雄鹿は角があるためより注意が必要でしょう。

角はそれなりに鋭利に尖っていますし、持ってみるとその重さと頑丈さに驚くと思います。抜け落ちが角を拾うこともあるのですが、ずっしりとした重みがあるのです。

そのため、鹿が軽く首を振っただけであっても簡単に突き刺さってしまうでしょう。そうなれば良くて重症、命を落とす可能性も決して低くはありません。

※そもそも、そのような状況になることは少ないでしょうが

 

実際、繁殖期になると雄鹿同士の喧嘩で命を落としてしまったであろう鹿を見つけることもあります。放置はできないので処理をするのですが、その際角が刺さった痕跡を目にします。

 

鹿といえば奈良の鹿や宮島の鹿を思い浮かべることが多いかもしれませんが、こちらの鹿は純粋な野生ではなく飼いならし下にあると思っています。そのため奈良や宮島の鹿と同じような間隔で近寄ることは絶対にしないでほしいものです。


こんな感じで動物の様子を調査しているトレイルカメラですが、近隣で熊の目撃情報もあったことから昨日から道路から少し離れた雑木林の中に設置しています。今のところ熊の痕跡は一切見られませんが、現状を把握することが対応への一歩にもなるためしばらく定点観測をしてみようと思っています。