日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

ミツバチの巣箱掃除とはちみつのおこぼれを頂戴しました

こんばんは。

今日は午前中を中心に激しい雨となりました。ちょうど雨が強いタイミングで外出しなければならない用事があったのですが道路は川のように水が流れていましたし、川の水もあっと言う間に増水し濁りが出たほどです。

 

ただ思っていたよりは早くお昼前には雨が上がり日が差し、午後はこの時期らしい青空が広がってくれましたね。まあ、夕方には再度雲が広がり雨が降り出しましたが(^^;)

予報では明日の午前中までは雨が降りやすそうなので、本格的な天気の回復はもう少し先の事になりそうですね。

 

ミツバチの巣箱掃除

悪天候なので外作業は出来なかった午前中。午後は天気が回復しましたが、雨が上がったとしても雨上がり直後は土の水分量が非常に多いため、畑に入るのは少し時間を空けたいところです。

そのため本日はミツバチの巣箱掃除と野鳥の巣箱作成を行うことにしました(今回はミツバチの巣箱掃除メインです)

 

ミツバチが住んでいない巣箱や出て行ってしまい巣が残った状態の巣箱は分蜂シーズン前に掃除をしておく必要があります。あまりにも汚れた状態では入ってくれる可能性が低くなりますし、ミツバチにとって害のある虫を発生しやすくするなどの可能性も高まるでしょう。そのためミツバチが入っていないとしても掃除などの管理をする必要があるのです。

 

なお、今回掃除を行った巣箱は昨年の初秋頃に突然蜂たちの通いが無くなってしまいました。

その原因は断言できませんが、ある時からアリがたくさんやって来てしまっていたのでその影響があるのではないかと思っています。巣箱を掃除するために蓋を開けたところ、小規模ながらアリのコロニーも出来ていましたし…。

 

このような状態になると蜜が残っていることはほぼありません。

掃除をして今年の春以降にミツバチがやって来てくれれば…という思いでいたのですが、巣の上部の方を見ると蜜が入ったままの部屋があったり蓋がしてある部分が!そうであれば蜜の採取が可能です。

巣全体から見れば部分的にしか残っていませんでしたし、採取できるとしてもそれほど量はありません。それでも嬉しいことには変わりありません(^^)/

たっぷりと蜜が溜まった状態の巣はある種の美しささえ感じるほどです。僅かに残った日本ミツバチの百花蜜。おこぼれと言っていいくらいの量ではありますが、数年ぶりに頂戴することが出来ました。

 

ただし蜂たちをしっかり守れなかったのは反省点になります。

桜の季節が終われば群れが分かれる分蜂シーズンが到来。今年も巣箱にやって来てくれるかは分かりませんが、やって来てくれた場合はより適切なお世話をしていければと思っているところです。