日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

改植予定地の地拵え

こんばんは。

昨日は地区のお茶工場の大掃除を実施。まだ何日から一番茶を始めるかを決めるような段階にはなっていませんが、大掃除を実施するともう間もなく一番茶がやってくるという感覚になります。

 

そしてここ最近は気温が高め。今日は今年初めて手元の温度計で25℃となり夏日の一日になりました。最低気温は10℃を少し超えるくらいで推移しているので、最高気温だけでなく最低気温に関しても高めだと言えますね。

そして今後もしばらくの間、気温が高めで推移する予報が出ています。これだけ気温が高ければ、お茶の芽も順調に生長し日に日に変化していきそうです。

 

改植予定地での作業の日々

昨日はお茶工場の大掃除を行いましたが、今日から再び改植予定地での地拵えを行っています。伐根したチャノキを燃やして処分したり、土に埋まった枝などを掘り起こしたり引っ張り出して処分したり、デコボコを改善するために土の表面を均したり…。

とにかく手作業で畑を整えるための作業を行っています。

こちらは大まかにチャノキの焼却を行った部分。だいぶ畑っぽくなりましたが、細かな枝が落ちていたり表面にデコボコがあったりします。このままではチャノキを植えて年数が経った時にデコボコが解消できないので、表面がなるべく均一になるように均すのです。

ただし、水平にするわけではありません。一見水平に見えるこちらの畑も写真右側へ向けて軽く傾斜が付いています。

デコボコを解消し、同じような角度の傾斜にするのがポイントですね。

 

チャノキの焼却は残り三分の一程度。地拵えは半分少々の面積が残っており、作業を完全に終了するまでにはもう少し時間がかかりそうです。この時期としては気温も高く、暑さに慣れていない状態だとすると熱中症などのリスクもあるので気を付けながら作業を進めていきたいと思います。