こんばんは。
心配していた昨夜からの冷え込みですが、手元の温度計で-2℃まで気温が低下しました。朝は8時過ぎまで防霜ファンが動いていた箇所もあったのでそれなりに厳しい寒さであったのだと思います。
しかしながら、防霜ファンの稼働もあり茶畑はしっかりと守られたことでしょう。
風があったのか、湿度が低いことなどが影響しているのか、防霜ファンなどが無い場所でもあまり霜が降りていなかったので本当に良かったです。
明日以降は雲や雨の影響で日中は気温が低くとも朝の冷え込みはそこまで厳しくはならないと思われます。ほとんどの植物が水上げを開始しているので恵みの雨となるのは確実ではないでしょうか。
晴れの日が恋しくなりそうなほど雨が続きそうな予報が出ていますが、乾燥続きよりかは良いと思うので今回も適度なお湿りになることを期待したいと思います。
飛び出た葉っぱや枝の除去
最近行っているのは冬の強い風などの影響で足り上がり、飛び出たような状態となった葉っぱの除去。シカなどの踏み付け被害を受けた箇所の手直しです。
前回、チャノキの表面を刈り整えたのは前年の10月の事になります。
それから時間が経ち、季節柄強い風が吹きつけたりもすることで、一部の葉っぱは上の写真のように立ち上がってしまいます。また、秋のナラシ以降も一部の芽は生長を止めることなく育ってしまうものもあり、そのような芽も飛び出たような状態となっていますね。
さらに、シカなどの踏み付け被害や食害によりチャノキ自体がズタズタになっているところも…。このような場所は写真でも分かるようにチャノキはデコボコになっていますね。
飛び出た葉っぱやデコボコを放置しておくと収穫時に古い葉っぱや枝が混入するリスクが高まったり作業をする上で支障が出るので、収穫前にちゃんと手直しをする必要があるのです。
なお酷い場合には機械を使用して作業を行いますが、今年に関してはどの畑もそこまで酷くはなっていないので手作業で十分対応できると判断。手ばさみを利用して少しずつ除去しています。
今後は芽が萌芽する時期になるため、シカなどによる踏み付けがあるとその部分の芽がもろに育たなくなってしまったり除去する必要が出てきます。せっかく育ってきた芽が失われてしまうので、これ以上踏み付けられたりすることなく一番茶シーズンがやって来てほしいですね。