こんばんは。
今日も気温が上がり暖かな一日となった川根町上河内地区です。
この頃の暖かさのお陰か、各地の茶畑ではどんどん芽が育ってきていますね。地域によっては早い場合、今度の週末あるいは来週中には一番茶が始まるのではないかと思っています。
上河内地区では一番茶の収穫までもう少し時間がかかりますが、平地を中心とした比較的暖かい地域から一番茶シーズンに突入していきますね!
一番茶開始を考える
一番茶の収穫の開始は天候の傾向を考慮しつつ芽の生育状況を見て決めていきます。人の都合で決めることもゼロではありませんが、基本的にはその時の芽の生育で決めるため年によって開始日は大きく変わるのです。
そのため、この時期になると畑を見るたびに何時ごろから始まるかを考えてしまいます。
茶畑はすでに黄緑色の状態へと変化していますが、まだ収穫を考えるような芽の大きさではありません。上の写真は、チャノキを上から見るような形で撮影した物ですが、新芽の下にある古い濃い緑色の葉っぱがしっかりと見えています。
新芽の黄緑色の面積と古い濃い緑色の葉の面積は大体同じくらいなので、新芽に覆われ濃い緑色の葉っぱがほとんど見えなくなるくらいの状態にならないと収穫は考えられないです。
※収穫しようと思えばできますが早いことが必ずしも良い訳ではないので、どのようなお茶を作るかも重点になってきますね。
あくまでも現段階での芽の生育で考えると、今年の上河内地区の一番茶は4月中に始まれば早い方、4月末日か5月に入ってから開始になるのではないかと思っています。
明日夜の会合で大まかな日程が決まっていく事になると思いますが、間もなく始まる一番茶シーズンにワクワクしているところです。