日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

コナラの木の伐採 そしてキノコ栽培へ

おはようございます。

昨日は一日を通して良い天気に!行楽日和な一日でしたね。

 

空気は乾燥気味でしたが風が穏やかだったぶん過ごしやすかったと思います。

 

コナラの木を伐採

昨日は茶畑近くの雑木林の木を伐採しました。

大きくなり過ぎると伐採するのが大変になりますし、近年多発しているナラ枯の影響も受けやすくなると思います。

 

落ち葉が茶畑に飛んで来るのも少し厄介ですね。

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そこで思い切って伐採を進める事に…!

父がチェーンソーを使用し、私は木が倒れる方向を調節するためにロープで引っ張ります。

 

伐採は危険な作業なので安全第一で進める事が重要です。

 

里山

ちなみに伐採した切り株からは再び芽が伸びて来る事もあります。

いわゆる「ひこばえ」という物ですね。

 

そのためこの場所の雑木も必ず再生していきます。

木を伐採したからといって森林がダメになることは決してないのです。

 

環境を整えたり生活に役立てるために木を切ることがありますが、その後は再び木が生長するように手入れをします。

 

ちなみに今回伐採したこの場所も約15~20年経過すれば再び伐採が必要なくらいにまで木が生長することでしょう!

(前回伐採を行ったのも15年程度昔になるようです)

 

今回伐採した木はしばらくそのままの状態で乾燥させます。

その後適度な長さに切り、シイタケなどの菌を接種していくつもりです!

 

たくさん原木を用意できそうなので、他のキノコにも挑戦したいと思います^^)/

紅葉をちょっぴりお届け

川根地域では見頃を迎え始めている紅葉。

先週あたりから行楽客の方の姿も目立ち始めました!

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こちらは長島ダム周辺の紅葉です。すでにしっかりと色付いています。

ただもう数日すると鮮やかさが増すと思います。

 

川根で有名な紅葉スポットは寸又峡

「夢の吊り橋」が有名ですが時期的に物凄く混雑しますし、寸又峡に至る道はカーブが多く狭くすれ違いにも気を使います。

紅葉シーズンは交通量も増えるためより注意が必要になりますね。

 

個人的に好きなのは長島ダム・接阻峡の紅葉。

こちらは道路幅が広いため運転しやすく、混雑するほど人も来ないためゆっくりと楽しめますね。ただし、奥大井湖上駅の周辺は少し混雑します。

 

寸又峡もいつか行ってみたい気持ちもあるのですが、あの狭い道を混雑している時に運転するのかと思うと億劫になってしまいます(^^;)

 

ちなみに寸又峡方面へは千頭駅からバスも出ています。運転に自信の無い方、山道に慣れていない方は千頭に駐車してバスで向かうのも良いかもしれません。

(運賃は片道900円です)

済んだ青空と秋の茶畑

秋は空気が一段と澄む季節。

遠くまでハッキリと見通せますし、出歩いても汗ばむことは無いので外でゆっくりと過ごすのも良いですね。

 

冬になると寒さが厳しくなってしまうため、今の季節がちょうど良い陽気だと思っています。

 

音も遠くから響いてきますね。

上河内地区の茶畑から直接大井川鉄道の路線は見えませんが、SLの汽笛が響いてくる事もあるほどです!

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ただし、風の強さと乾燥には注意が必要でしょう。

この頃は空気が乾燥し風も強く吹く日が多いので、肌の乾燥に対して対策が必要になると思います。

 

乾燥と強風への対策を行えば、ゆっくりと茶畑や山林を散策するのに最適な季節です!

コタツ×ミカン×お茶

おはようございます。

昨日は夜の間曇っていたこともあり冷え込みが比較的穏やかでしたが、今朝はグッと冷え込んでいます。

 

先週までは比較的暖かい日が続いていましたが、今後は最低気温は一けた台となり冬らしさも増していきそうです。

 

そんな冬本番へ向かい季節が進むこの頃、冬らしさを感じることを始めました。

 

地元のミカンで

島田市街から川根方面へ向かう道は主に二つ。

国道473号線か県道64号線になりますね。ただし国道はカーブがよりきつく、一部道幅が狭くなっている所があるので、県道の方が圧倒的に走りやすいですね。

 

またこの時期には県道沿いに楽しみもあります。

県道64号線沿いには「神座」という地域があり、道沿いにミカンの無人販売がいくつか並んでいるのです。

 

一袋200円と手ごろな価格なので、お気に入りのお店を決めて度々購入していますね(^^♪

 

鮮やかに色付いたミカンが並ぶようになり、晩秋そして冬ならではの光景が見れるようになりました。

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すでにコタツは出している状態。

ミカンも美味しい季節となり、お茶をゆっくり楽しむのも良いですね!

 

タツ×ミカン×お茶

という冬ならではの心地よい空間を始めたこの頃です。

 

なおもう少し寒くなるとコタツアイスも美味しく感じる季節になりますね。

光を無駄にしないようにしている葉っぱが面白い!

おはようございます。

昨日は午前中を中心にまとまった雨に。お昼頃になっても弱い雨が降り、天気が回復したのは夕方以降になりましたね。

 

今回の雨は雨量的にもそれなりにあったのか、川の水も少しですが増加してくれました。

生活用水の心配もしばらくせずに済みそうです(^^;)

 

多様な葉の形

植物にとって光合成は欠かせない現象です。

そのため光合成を効率よく行うかが重要になるでしょう。

 

しかし、植物の種類によって草丈や葉の形などは大きく異なっています。

そのような違いがあれど、光合成をより効率よく行えるようにしている姿が非常に面白く感じますね(^^)/

 

以前撮影した写真になりますが、まずはこちら。

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カボチャのツルを上から撮影したものになります。

葉っぱが互い違いに伸びてきているのが分かりますね。葉を横へ広げて上から降り注ぐ太陽の光をしっかりと受け止めようとしている様に感じられます。

 

続いてこちら。

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こちらはサトイモの写真になります。

カボチャなどの野菜と違い、同じような位置から茎が伸び葉を広げていますね。

 

葉っぱ1枚が大きく、どこから見ても緑色の葉っぱが見れるのも面白いです!

朝日も夕日も、上から降り注ぐ昼間の日もしっかりと受け止める事が出来るでしょう。

 

その一方で、このように隙間がある葉っぱも…。

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この植物はコンニャクになりますが、コンニャクにとってはこの形の葉が良いのでしょうね!

 

このように植物によって葉の在り方は大きく違っています。

その違いが面白いと思った2021年夏の家庭菜園でした(^^;)

ニョキっとキノコが伸びゆく茶畑

おはようございます。

昨夜遅くから雨が降り出し、6時以降本降りとなっている川根町上河内地区です。

 

雨が降る日はありましたが、ここまでしっかりと降ってくれるのは久しぶりのこと!

土は湿っている状態ですが、川の水が減少し生活用水に影響が出ないか心配だったので有難い雨です(^^)/

 

またタマネギも植え付けしたばかりなので根を活着させる雨になってくれる事でしょう。

 

夏場は雨が続くことが多く晴れの日が待ち遠しくなる事もありましたが、冬は降らない日が続くので雨の有難みを感じる季節になります。

 

今後の予定とキノコ発見

これから11月中旬頃にかけて草取りを重点的に行います!

秋という事もあり一部の草は種が落ちる季節。そして夏草が終わり冬草へと移り変わるタイミングでもあるため、丁寧に草取りを行うと来年以降の草取りが少しは楽になるかな…と思っています。

 

また11月下旬頃には敷き草作業も行いたいです!

敷き草には草を生えにくくする効果もあるのですが、隙間などから草が生えてくると取り除くのが面倒だったりします。

 

そのため敷き草作業の前に丁寧に草取りを行いますが、これは敷き草をした後の管理作業を少しでも楽にしたい狙いがあるのです(^^;)

 

そんな思いを抱きつつ草取りをしていますが、お茶の木の畝間からニョキっとキノコが生えている光景も目にします。

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畝間にはお茶の木の管理作業で刈り落とした枝葉が大量に積もっています。

そのため雑木林の地面のように、有機物を分解する菌類(微生物)が多様な環境が出来ているのです。

 

なのでキノコや菌糸の塊を見かけることがあるのでしょう!

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気温が低下する冬になると土の微生物の活動は穏やかになるとされています。

 

しかし、寒さに強い一部の菌類は活発に動き白い菌糸の塊を作り出すこともあります。春になれば再び活発に働くようになり、刈り落とした枝葉は腐植へと変化してしまいますね。

 

現在のお茶の木の畝間は9月下旬のナラシ作業で刈り落とした枝葉で覆われています。葉の形が保たれているので空気の層がしっかりとでき、冬の冷え込みから土や根っこを保ってくれる効果もありますね。

 

ただ、初夏の頃になると分解され形が崩れてしまうことになるのです。

 

有機物を分解する菌類や微生物。

彼らの存在も豊かな茶園、良いお茶づくりに欠かせないものとなりますね(^^)/

秋のDIY トタン屋根のペンキ塗り

おはようございます。

昨日の上河内地区は午前中を中心に曇り空が広がりました。午後からは天気が回復しましたが、空模様からも寒さを感じた一日でしたね。

 

そして島田から川根方面へ向かう道はいつも以上に混雑。

秋の紅葉シーズンなので行楽客の方が増えつつあるのだと思います。交通量が多くなると比例するように危険な運転を見かける事も増えます。

 

センターラインを割ってくるような車、カーブで大きく膨らむ車などなど。

運転していて危険を感じる事が増えるので、行楽シーズンの土日はなるべく外出しない。出掛ける場合はいつも以上に安全運転を心掛けたいと思います。

 

川根の紅葉はこれからが見頃となります。お出かけの際は安全運転でお越しください。

 

屋根のペンキ塗り

お茶の仕事が一段落そして秋の過ごしやすい気候を活用して、この頃はトタン屋根のペンキ塗りを少しずつ進めています。

 

今では主に農機具など置いたり、車庫として利用しているトタン屋根の建物。昔はお茶を揉んでいた場所になります。

 

屋根がトタンなので一定期間ごと経過するとペンキが剥げ始め、さびも出てきてしまいますね。

そのため数年から10年程度の間隔でペンキを塗る作業を行っているのです。

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ちなみに現在塗っているのは縁あっていただいた錆止めの塗料になります。

この上から青色のトタン用のペンキも塗って行きたいところですね。

 

他にも色の種類がありますが、何故かトタン屋根の塗料としては青色の物を使用することが多いです。

多少長持ちするなどのメリットがあるのかもしれませんね。

 

安全第一で

屋根の上での作業となるので安全第一で!

特に朝露で濡れた状態のトタン屋根はすごく滑ります。なので屋根に上るのは露が完全に乾いてからにしています。

 

この時期ですと10時過ぎにならないと直射日光が当たり始めません。そのため、屋根が完全に乾くのは11時頃になるでしょうか。

そして午後3時を過ぎると山に太陽が隠れ始めます。

 

さらに冬になると梅雨が霜に変わり、屋根が乾くまでに時間がかかります。一切太陽が当たらない場所もあるので一日中湿っていることもあるでしょう。

対して夏は暑くなり過ぎるので出来れば避けたいところ…。

 

そのため、トタン屋根のペンキ塗りは秋と春の日中に限り進めるようにしています。

 

決して急いで行う必要はないので、余裕のある時を狙ってちょくちょくと進めたいと思います!