日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

早く降り出した雨で今日も作業出来ず

こんにちは。

昨日までは所用で茶畑での作業を行えない日が続いていましたが、今日からは再び作業が出来るようになると思っていました!

やる気満々で朝を迎えましたが、茶畑へ向かおうとする頃には雨が降り出し、結局外作業は行えませんでしたね(-_-;)

 

もう少し雨が降り出すのが遅ければ少しは作業を進められたと思います。が、思いのほか朝の早い段階から雨が降り出し、一時的に止むことはあっても外作業が行える状態ではありませんでした。

一応、絶対に作業出来ないわけではありませんが、雨の日だと機械が故障する可能性が高まります。さらに病原菌を広げてしまうリスクや土を締め固めてしまう可能性もあるため、原則として雨の日は茶畑に入らないようにしているのです。

 

今週末くらいまでは雨が降りやすそうな天気が予報されているため、もしかしたら本格的に作業を再開できるのは来週以降になるかもしれません。

半日程度雨が止む時間が続けば作業を行うつもりでいるのですが、天候はコントロールできないため、なるようにしかならないですね(^^;)

 

ここまで作業が行えないと少し焦る気持ちも出てくるのですが深呼吸!!決して急ぐ必要のある作業ではないため、焦らずにゆとりを持って取り組みたいと思います。

ただ、ちょぴり心配な点も…。枝を下から上へ跳ね上げ、地面は少しほじったような痕跡があります。シカやカモシカであれば上から下へ踏みつけるため、窪みや溝ができこのように枝が跳ね上がることはありません。

 

この痕跡は土をほじくり返す動物。イノシシの可能性もあるため、注意して過ごしたいと思います。

今年もお祭りを無事開催出来ました

こんばんは。今日は久しぶりに良く晴れました(^^)/

午後からは雲が出てきましたが、午前中を中心に日差しがしっかりと届いたため有難かったですね。布団などもしっかり干すことができ、良い一日となりました。

 

久しぶりの晴れなので茶畑の作業を進めたいところではありましたが、今日は狩猟(わな)免許の更新がありそちらを優先。明日からは再び茶畑での作業を始めます。

 

祇園祭を開催

今年も無事に祇園祭を行うことが出来ました。

まあ、祭りと言ってもお宮にお参りし、持参した提灯にロウソクの灯を灯すだけの簡単なものです。正直祭感はほとんどないと思います。

人口も減少し、提灯の数も減りつつあるのが少し寂しいですね。

 

ちなみに提灯は紙製なので雨が大敵。

本来は一昨日の開催を予定していたのですが夕方から雨が降り出したため、昨日の開催へと延期したところでした。ですが、今年も無事に開催出来て良かったです(^^)/

 

さて、明日からは再び日常が戻ってきます。

体調管理には気を付けつつ、お茶の木に向き合って行きたいと思います!

真っ直ぐを意識する裾刈り作業

7月もすでに10日が経過。最近は曇や雨の日が多く、気温な低めなこともあり過ごしやすい日が続いています。梅雨明けから約1週間の猛暑日続きとは大違いです。

 

もしかしたら、その期間に暑さに慣れたのかもしれませんが、今のところ扇風機だけでぐっすり眠れる夜が続いているのが嬉しく思います。

今後天候がどうなるのか分かりませんが、平年であれば梅雨明けに向い本格的に暑くなる頃。今後の気温の推移や天候に注意しながら過ごしたいと思います。

 

真っ直ぐに刈れたかな…

金曜日から一旦お休み中の裾刈り作業。昨日はお祭りを予定していましたが、夕方から雨が雨が降り出したこともあり本日に延期しました。そのため、今日も一旦お休みに。また明日は他の用事があるため、再開は火曜日以降となりそうです。

真っ直ぐに刈れてるかな…と思いながら茶畑を見回っています(^^;)

地形の関係でわざと曲げている部分もありますが、裾刈りは基本的に真っ直ぐ刈ることを意識しています。曲がってしまうとお茶の木の表面を刈りならす作業などに影響する事もあるため「真っ直ぐ」は大切にしているポイントです。

 

作業前の畑はここ数日で枝葉も新たに伸びてきたと思うので、多少真っ直ぐ刈りにくくなっているかもしれません。が再開後の裾刈りでも、なるべく真っ直ぐになるようにしたいですね。

 

ちなみに今日は簡単に出来る側溝の掃除を実施。この頃の雨で溜まっていた土砂や落ち葉を除去する作業になります。

また大雨が降った後には行う必要がありますが、しばらくはキレイな状態で過ごせそうです。

今回の裾刈りは簡単に! 裾刈りビフォーアフター

7月も明日で10日となります。

6月下旬から7月頭にかけての晴天から一転、最近は曇がちな日が続いている事もありまだ6月なような感覚になります。

 

とは言え、雨は植物の生育を支えるものとなりますし、降らない日が続くよりかは有難いです。今後もしばらくの間は曇や雨の日が続きそうなので、気持ちまで落ち込まないように過ごしていきたいと思います!

 

裾刈りビフォーアフター

裾刈り作業は一番茶の後と9月中旬頃、そして二番茶の後の計3回行う事を基本としています。

一番茶後と9月中旬の裾刈りに関しては、その後収穫作業が控えているため(二番茶と翌年の一番茶)収穫時に枝葉がズボンや収容袋に引っかからないよう丁寧に行う事を大切にしています。

 

どのように丁寧に行うかというと、同じ通りを往復するようにしているのです(^^)/

1回の作業でも歩く事には支障ないのですが、どうしても刈り残しが出来てしまう事があります。またスパッと切れず、切り口が雑になることも度々…。

写真は今回の裾刈り作業後の物。往復刈りではないため、少し葉っぱが飛び出ているような状態ですね。

そのため、収穫を控えている一番茶後と9月の裾刈りでは同じ場所を往復刈るようにしています!

 

ただ、今回の二番茶後の作業に関してはそこまで丁寧に行う必要はありません。9月に次の裾刈りが控えている事もありますし、枝葉の伸びもそこまで多くないため、比較的キレイな状態となります。

今回の裾刈りに関しては少し簡単に。往復刈ることは無く、一方向のみで終えてしまいます。

 

しかし、なるべく真っ直ぐになるように刈り落としを行う事は大切に!

また今回の作業に関しては病害虫防除の一面も大きいため、刈り落としの量までは少なくしません。

簡単にではありますが、雑な仕事にはならないようにすることが大切だと思っています。

 

余裕のあるスゲジュールでの作業、そして今日はお祭りがあることもあり、休みの日もしっかりと確保しつつ裾刈り作業を進めて行きます(^^)/

ちょっぴり遅い裾刈り

こんばんは。

今日は雨が今にも降りだしそうな空模様だったので部屋で行えることをしていたのですが、テレビから飛び込んできたのは衝撃的なニュースでした。正直何か考えがまとまるような状態ではなく、少し混乱しているのが自分でも分かります。

 

この件に関して何か書く事は無いです。というよりも書けないと言った方が良いかもしれません。衝撃的なニュースなので情報は見聞きしつつも、のまれないように落ち着いて過ごしたいと思います。

 

ただブログ自体はほぼ毎日投稿しているのが習慣となっているので、今回もいつもと変わらずにお茶のことなどについて投稿していきたいと思います。

 

少し遅い裾刈り開始

普通の年であれば、浅刈り作業を行う前に実施する裾刈り作業。

お茶の木と木の間に伸びた枝葉を刈り落とし、作業を行いやすくすることが主な目的となります。

しかし、今年に関しては普段よりも裾部の芽は伸びてきていませんでした。浅刈りを行う際に支障をきたす事もないため、そのまま伸ばしていた所です。

 

とは言え、時間の経過とともにある程度は育ってくるもの。

さらに今週は雨や曇りの日が続き病気が発生しやすい条件が整っています。裾部分は日当たりや風通しが悪いため、より病気が発生しやすい場所にもなるのです。

 

ずっとこのまま伸ばし続ける訳にもいきませんし、今後病気が発生する可能性も高いため、昨日から裾刈り作業を始めた所になります!

今回の裾刈りは特に急ぎではありません。

また次の重要な作業は三番茶芽が萌芽し始めた頃から始まるので、作業予定的にも余裕があります。

 

蒸し暑く雨が降りやすい状況でもあるため、来週にかけてゆっくりと進めて行きたいと思います。

幼木園の今後と病気対策について

昨日そして今日と、お昼過ぎから雨が降るような天気となりました。午前中は日が射す時間もあるのですが午後になると一変します。

湿度が高くじめっとした暑さなので、正直晴れて猛暑日となるくらいの方が楽かもしれません。雨で湿っているとカッパをはいて畑へ入る必要もあるので、より体温が上がりやすくなってしまいますね(^^;)

地表と上空の気温差が大きくなると雷雨になりやすいと見聞きするため、雷雨などの予報が出ている日は晴れた方が雨が降りやすくなったりするのかな…と思うこの頃です。

 

まだしばらくはこのような天気が続きそうですし、週間天気予報を見ても晴れマーク単独の日はありません。早い梅雨明けで少雨の影響を心配していましたが、今度は逆に日照不足を心配しなければならないかもしれませんね。

 

幼木園の今後

現在の幼木園がこちら。

一番茶を終えた後は刈り落とし作業などを行ずそのまま育てています。

また二番茶はもともと収穫しない予定でしたが、病気などが出やすい時期であるため二番茶後に刈り落としをする予定でした…。

 

しかし、病気の発生は一部で見られるものの生育に影響が出るような程度ではありません。芽の伸びも良いため、このままの状態で育てて行く予定に切り替わりつつあります(^^)/

 

とは言え、これはあくまでも今のところは…の考えになります。

今後の生育や病気などの発生状況によっては刈り落としを行い、一旦芽をリセットさせる必要が出てくる可能性も高いですね。

 

雨が続き高湿度な状態が続いた場合は『もち病』高湿度で葉が濡れている時間が長く、ある程度暑いと『炭疽病』が発生やすくなります。この二つの病気はどちらも新しい葉っぱに発生するタイプなので、黄緑色の葉を刈り落とすことが病気対策(感染を防止する、発病した葉っぱが伝染源となるのを防ぐ)となるのです。

こちらはチャの木で最も対策が必要だとされている『炭疽病』になります。葉の一部が赤茶色に変色するのが特徴です。

このような症状が確認できるまでには3週間程度の時間が必要であり、潜伏期間が長い特徴もあるため、健全そうに見えて後々病気が出てくる事もあるのです(-_-;)

 

多少の発生であれば生育に影響が出ないため問題ありません。

しかし、写真の面積で10~20枚以上発生していると生育への影響を心配する段階になってしまうのです。

 

今の幼木園は全く問題ない状態ですが、この頃の雨により7月下旬頃に病気が出てくる可能性もあります。そうなると刈り落としをする必要が出てきます。

8月になると今度は芽が伸びて成熟するまでに必要な時間を確保できない可能性があるため、こまめな観察を行い適切な判断を下したいと思います。

緑色が鮮やかになってきた更新園

こんばんは。

今日は午前中を中心に良い天気となりましたが、午後からは雷雨となりました。湿度が高い状態で晴れ気温が上がった事により、雷雨が発生しやすい状況になったのだと思います。

 

今後しばらくの間はこのような天気が続きそうなので、天気の急変には気を付けながら過ごしたいですね。

 

その一方でお茶の木の生育の観点からは、しっかりと雨が降ってくれるのは有難いです。

三番茶芽が生育するこの時期に少雨となってしまうと、芽の生育が悪くなるなどの影響が出てしまいます。ある程度育った状態であればそこまで問題ないのですが、芽が萌芽する前後に乾燥してしまうと極端に伸びなくなってしまいますね。

 

具体的な時期で言えば、7月20日頃までの間に少雨になってしまうと、生育に大きな影響が出てしまうかもしれません。

 

先週の梅雨明け以降、同じような天気が続いていたら少雨の影響が出てしまうと思いました。しかし、昨日や今日を中心に雨が降ったので過度な心配はせずにすみそうです。

 

更新園の現在

5月中旬に深刈り作業を行った茶畑。二番茶シーズン頃から芽が再生し始め、現在ではこのような状態になっています。

まだ芽が薄い部分もありますが、全体的に緑色が鮮やかになってきました\(^o^)/

 

昨年や一昨年はこの状態で病気を発生させてしまい、ほぼ全ての芽をダメにしてしまう経験をしたので今年こそは良い状態で管理したいですね。今のところは順調なので、この状態を維持することが出来れば申し分なしです。

この芽がもう少し大きくなり、さらに葉が充実し始めたらナラシ作業を行います。このままの状態では芽が上へ伸びすぎてしまい枝数が減ってしまうため、それを防ぐためのナラシ作業になりますね!

 

ナラシ作業を行う事でいったん上へ伸びる生長はストップしますが、残された葉が充実し再び芽が伸び始めます。その際、芽数が少し増えるため、より充実した枝葉を確保することが出来るのです。

 

浅刈りをした畑もそうですが、更新園に関しても今後2カ月程度が勝負の期間となるため、丁寧な管理を心掛けたいと思います。