日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雨が降って欲しい11月上旬

今日は久しぶりに半袖で作業をするひと時がありました。カッパをはいていて体温が上がりやすかったこともありますが、気温も高めとなっていますね。最近は寒い日が続いていたので、今日の気温上昇は正直かなりの暑さを感じます。

とは言え夏日に達していません。真夏であれば涼しい場合によっては寒いと感じる気温です。それだけ体が寒さに対応しつつあるのかな…と思った1日となりました。

 

なお今後は再びこの時期らしい寒さとなりそうなので、体調管理には気を付けて過ごしていきたいと思います。

 

晴れ続きですが

今日は雲一つない青空が広がりました。

空気も澄んでいましたし、屋外にいるのがとても心地よく感じましたね。若干風が強いように思いましたが、気温が高かった事もあり寒さを感じる事はありませんでした。

紅葉は色付きが進んでいる段階なのでまだ見頃とはなっていませんが、それでも散策するのには良い陽気だったと思います。

 

秋の行楽シーズンという事でやはり晴れてくれた方が良いと思うのですが、雨が降る日降る量が少ないため、そろそろ土を十分に湿らせるような雨が降って欲しいのです。

 

真夏では無いので土から直接水分が蒸発していく速度はゆっくりですし、蒸散もそこまで活発に行われているわけでは無いので今の段階でも生育に影響が出る事は無いと思います。しかしながら、今後のことを考えると乾燥の影響を受ける可能性が高いですね。

乾燥している状態で一気に気温が下がることにより寒害を受けやすくなってしまう事もあります。直接的な生育のためにも、寒害など今後気象を主因とした生育障害を回避するためにも雨が降って欲しいのです。

 

散水設備や散水できる量の水があれば適宜水やりが行えますが、そのような設備や水はありません。水は完全に雨任せとなっています。

枝葉を刈り落とし腐植豊かな土をつくることで多少の乾燥・少雨であれば問題が無い状態にはしています…。が、やはり適度に雨が降って欲しいもの。

 

近年は極端に雨が続いたり極端に晴れの日が続いたりするので、どのような状況になってもある程度は対応できるようにお茶の木や畑の管理をしていきたいと思います!

今年の紅葉は鮮やかになりそうな予感

11月が始まって2日目。最近は曜日感覚が少し薄れている事もあってか、もうこんなに日にちが進んでいるのか…という思いになることもあります。2022年も残り2か月だと意識すると、今年も残り僅かになって来たとつくづく思いますね。

今後より季節が進んだり、年越しやクリスマスへ向けた装いになって来るとよりその思いも強まっていきそうです。

 

キレイに紅葉しそうな予感

今年は台風による大雨になりました。しかし、大雨になることはあっても風が吹き荒れるような事はとても少なかったと思います。

そして気温は順調に下がって来ています。昨年よりも寒くなるのが少し早いように思いますし、その下がり方も安定していますね。

 

葉っぱの状態は良く、気温が確実に低くなっている事から今年の紅葉は鮮やかに色付いてくれるのではないかと思います。

上河内地区でも葉の色付きが少しずつ進んでいます。

カメラだとまだ上手く撮影できませんが、遠目でも微妙に色が変化して生きているのが分かりますね(^^)/

今後の天候や気温の推移にもよりますが、順調に寒くなってくれれば11月の中下旬頃にはそれなりに見頃を迎えるのではないかと思っています。

 

今後は色付く木々や山を見ながら冬を迎えるための準備をしていく事になりますね。

3つのナラシ機

こんばんは。

今日は雨が降る予報という事で久しぶりの雨に期待していたのですが、現時点(17時時点)では思っていたよりも降らなかったですね。土の表面をほんのり濡らした程度なので、しっかりと湿るような雨ではありませんでした。

 

新たな土砂崩れなどを考えるとあまり強く降らないで欲しい所ではありますが、雨が少ない状態なのも事実。土を適度に湿らせるような雨が降って欲しいと思っているところです。

 

今後もしばらくは良い天気が続きそうな予報となっています。それはそれで良いのですが、やはり雨が1日程度降るような日もあって欲しいと思ってしまいます。

 

ナラシ機3台

先日までの化粧刈りで使用したナラシ機と9月末頃からのナラシ作業で使用したナラシ機を洗浄そしてグリスアップ。そして持ち手の修理に出していたナラシ機が1台返ってきて、今では所有している3台のナラシ機が揃った光景を目にすることが出来ています。

ナラシ機はお茶の木の表面、主に葉っぱや茎を刈り落とす機械になります。比較的柔らかい部分を刈り落とす作業に使用される機械です。

しかしながら、この3台はそれぞれ使用方法を微妙に変えていますね(^^)/

 

まず一番左のナラシ機は他二つと違い刃の付いている場所が逆です。進行方向に対して左側部分を刈り落としますが、他の物は進行方向に対して右側になります。これが大きな違いです。

 

秋のナラシ作業などでは枝葉の量が多く、進行方向に向けて押さえつけるような形となり上手く刈れない葉っぱなどが出てきてしまいます。

そこで化粧刈り作業ではナラシ作業で使用した機械と逆方法に刃が付いている機械を使用。すると寝ている葉っぱを立たせるような形となるため、刈り残した葉っぱなどを上手く刈ることが出来るのです(^^♪

そのため、お茶の木の表面をより整える事が出来ますね。もし同じタイプのナラシ機を使用したのでは、上手く刈れない部分が再び出てきてしまうでしょう。

右側の機械は新しく購入したナラシ機です。今年から最も頻繁に使用しているナラシ機になりました。やはり新しい機械という事で切れ味がよく、一番茶後のナラシ作業や化粧刈り作業で使用しましたがしっかりと活躍してくれましたね(^^♪

※秋のナラシ作業では左の機械を使用しました。

 

そして真ん中の機械は、新しいナラシ機を購入するまでメインで使用していた物になります。まだまだエンジンは好調ですし、刃も研いだり交換をして貰えば十分使えます。

実際に現役で活躍してもらっている機械になるのですが、ナラシ作業よりもやや深めの位置で刈り落とす浅刈りなどで使用するようにしていますね。やはり少し太めの枝を刈ることもあり刃の切れ味が落ちやすくなる事もあるため、用途を決め使用している形になります。

 

まずこの手の機械でエンジンが故障することはありません。経年劣化や使用することで交換する必要のある部品はありますが、一切使えなくなり交換する事はまだ経験していないですね。

決して値段が高い機械では無いので買い替えもそこまで慎重になる必要は無いのですが、やはり丁寧に手入れを行いなるべく長く使用していきたいものです。

サツマイモの収穫

秋の味覚を早速収穫。今日はサツマイモの収穫を行いました。

今年はシルクスイートと鳴門金時を栽培。それぞれ違った特徴を持った品種を選択してみました(^^♪

カモシカにサツマイモの葉っぱを食べられてしまう被害を受けましたが、何とか収穫を行う事は出来ました。しかしながら、10株分でこの収穫量…。

小ぶりな物が多いですし、収穫できた個数も少ないです。本来のサツマイモの能力を考えると、もっと大きな物がゴロゴロと収穫出来てもおかしくないです。

 

やはり食害の影響かな…と思います。

イモはデンプンの塊、という事で光合成をしっかりと出来る事が収穫に直結すると思います。葉を食べられてしまったことが最大の要因になるでしょう。

 

しかしながら、一切収穫出来なかったわけではありません。少し物足りなさはありますが収穫出来た事に感謝。秋の味覚を楽しみたいと思います。

タマネギの植え付け準備

こんばんは。

10月も残り1日となりましたが、ここ1週間ほどは最低気温が10℃を下回り日中の最高気温も20℃前後と一気に季節が進んでいるように感じています。

 

昨年は11月上旬まで最低気温が10℃を上回っていたので、昨年と比べると2週間程度は寒くなるのが早いかなと思います。この頃の冷え込みの影響もあるのか山の木々も少しずつ色付き始め、川根路は秋本番を迎えようとしています。

 

家庭菜園に力を

昨日で化粧刈り作業が無事に終了。という事で、今週はタマネギの植え付けやサツマイモ・蕎麦の収穫など、家庭菜園に力を入れて行きたいと思っています(^^)/

 

まずは11月上旬に植え付ける予定のタマネギ用の区画の準備から。

今回の栽培ではマルチを使用して栽培してみようと思います。跳ね返りの雨粒が当たるのを防いだり土の保温効果などがあると思うので、大きく育ってくれると有難いです。

 

ちなみに11月上旬に植え付けるのは苗で購入してきたタマネギになります。そのほかに種から育てているタマネギもあるのですが、こちらに関しては11月中旬から下旬頃に植え付ける事が出来ると良いですね。

確実に大きく育ってきてはいますが、植え付けをする大きさにまでは至っていませんね。

今は生育には問題ない気温なのですが今後気温はさらに低下しますし、霜も降りるようになります。こちらもマルチを張る予定ではいますが、霜が本格的に降り氷が張るようになる前の植え付けを目指したいところです。

 

冬越しさせる野菜は栽培期間が長く、収穫までに時間がかかったり冬の間の見た目の変化にはあまり期待できないですね。ひたすらに待つのが少し辛くもありますが、その分収穫がより楽しみになるのでゆっくりと向き合って行きたいと思います。

化粧刈り終了

こんばんは。

10月最後の週末となった本日、無事に化粧刈り作業を終える事が出来ました(^^)/

 

午前中から作業を始め、作業が終了したのはお昼頃。かなり順調に作業を進める事が出来ました。火曜日や水曜日には用事があり作業を進める事が出来ない日もあったので、作業を始めてから終えるまでの期間は少し長めでしたが、正味で6日ほどの作業量となったかと思います。

9月末頃から行ったナラシ作業も正味6日間の作業なのでそれと同じになりますね!

作業を終えてお茶の木はより美しくなりました。ペラペラ飛び出ているような葉っぱはほぼ無いため、来年の一番茶の収穫作業もしやすくなります。

場合によっては春に化粧刈りを再度行う事もあるのですが、今の状態と維持出来ればこのまま一番茶が育つのを待つことが出来そうです。冬の強い風には耐えられると思うのですが、野生動物の被害が深刻化しているので不安なのはこの点だけですね。

これで2022年に最低限行う必要のある作業は全て終了しました。

今後は敷き草作業や草取りを行いながら、冬越しそして春を待つこととなります。2月の春の肥料まき1回目まではゆとりを持つことが出来ますが、近年野生動物からの被害が拡大しているため冬はその対応に力を入れて行きたいと思います。

お茶の木を美しく整えるのは見た目のためではありません

こんばんは。

昨日そして今日は最低気温が5℃まで下がりました。そして日中も20℃を下回る状態であり、一段寒さの段階が上がったような気がするこの頃になります。

 

ただ、日中に関しては体を動かす作業をしていると少し暖かく感じます。半袖とトレーナーそして厚めの上着を着て朝出掛けるのですが、しばらくするとトレーナーに関しては脱いでしまいます。

風が穏やかであること、そして日中に関してはまだ暖かいため過ごしやすいですが、あと1カ月もすると冬本番の寒さが始まるので、服の準備などもしっかりと進めて行きたいと思います。

 

化粧刈りは順調です

化粧刈り作業は残り38aほどとなりました。1日に20aから30aほど行うことが出来るので、2日あれば十分に終えられる段階にまで来ています。ただ、残っている畑の中にはやや斜面が急で入り組んでいる畑もあるため、体への負担的は少し増してしまいますね。

作業を終えた畑はピシッとそろっていて美しいです。

しかし、化粧刈り作業は見た目のために行っている訳ではありません。繰り返しになってしまいますが、収穫時に古い葉っぱが混入するのを防いだり、葉が傷付き病気に感染そして周辺に広めてしまう可能性を低くしたりするのが主な目的です。

見た目が美しくなるのはあくまでも目的を達成するための手段、結果として”そうなる”ものになります。

 

ただ、うっかり深く刈りすぎてしまうとせっかく残した葉層を減らしてしまいます。高さの調節がシビアであり集中して作業を行う必要があるのです。

連日の作業や所用続きで少し疲れ気味ではありますが、最後まで気を抜かずに取り組んで行きたいと思います(^^)/