今回はお茶の樹について投稿します。
お茶はツバキ科の植物です。
大きく分けて中国種とアッサム種があります。
アッサム種は主に紅茶の原料になり
葉が大きく寒さに弱い特徴があります。
対して中国種は葉が小さく寒さに強く
主に緑茶の原料になります。
日本で多く栽培されているのは
中国種のお茶です。
お茶は挿し木と言って
枝を切り赤土などの土に挿し
繁殖させています。
種で増やすことも出来るのですが
一つ一つの種は形質が違うため
同じ種類のお茶を増やすことは出来ません。
そのため
親と同じ形質のものを増やすことのできる
挿し木で増やしているのです。
栽培しているお茶が花や実をつけるのは
樹が弱っているからだとされているため
なるべくつかないように管理をするのが良いとされています。
しかし、お茶も植物のため
全く花がつかないということは無いでしょう。
お茶の花
お茶はツバキ科の植物です。
そのため花はツバキに似ています。
花は8月から年末頃まで咲き
翌年の9月頃に実が熟します。
熟した身にはおおよそ3つの種が入っていて
乾燥するとともに茶色の種が顔を出します。
この種には重量の20%程度の油分が含まれているそうです。
お茶を飲むだけではなく
種を集め油を搾ることで茶の油も楽しむことが出来ますね。
いつか自分の手でお茶の油を搾ってみたいものです。