日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

いろいろなお茶の樹

おはようございます!

相変わらず暑い日が続いていますが

体調の方は大丈夫でしょうか?

 

私の家にはエアコンがないため

扇風機を動かし、こまめに水分補給。

熱中症にならないように

気を付けながら過ごしています。

 

それでも上河内地区は山の中にあるため

街中や平地に比べれば、

少し気温が低いため「幸いかな」と思っています。

 

今日は海の日ですが

まさに海に入りたくなるような

そんな暑さ、日差しの一日に

今日もなりそうです。

 

お茶の種から

お茶は新芽を収穫する作物ですが

季節になれば実も僅かに生ります。

 

昨年、地面に落ちていた実を取ってきて

家庭菜園の畑に蒔いてみました。

すると一冬越して今年の春

何本か地面から芽が出てきたのです。

P1030909.JPG

これが地面から顔を出して

間もなくのお茶の芽です(^^)/

葉っぱはまだ小さいですが、

すでにお茶の葉らしくなっています!

 

芽が出てから約2か月間

そのままの状態で育てていたのですが

昨日、プラスチックの鉢に植え替えました。

 

7本の茶の樹

鉢はホームセンターで1つ70円ほどの物を

土は赤玉土という土と腐葉土

1(赤玉土):2(腐葉土)の対比でブレンド

植え付けることにしました。

 

P1030935.JPG

今回、鉢に植え替えた茶の樹は全部で7本。

そのどれもが葉の形や色など

ごく小さいものですが違いがあります。

 

お茶の樹は自分の花粉では授粉できず

授粉する際には他の花粉が必要になります。

 

他の花粉により授粉することで

自分以外の特徴が混じります。

そのため種を蒔き育てると

それぞれ違った特徴のある樹になるのです。

 

P1030937.JPGP1030938.JPG

今回植えた7本の樹も

ちょっとずつ違いがあります。

 

上の写真と下の写真の茶の樹を比べると

葉の色は上の方が”明るい”感じですが

下の写真の樹は少し”濃い”色になっています。

 

また中には変わり種も…

まずはこちら

P1030940.JPG

中心部分の小さな芽が

これから大きく生長していく芽なのですが

この樹の芽は僅かに”赤色”になっています。

 

赤色になっているのがこの樹の特徴なのか

それとも暑さや病気などの影響で

一時的になっているものなのか、

まだ分からないので

これから見極めて行きたいところです!

 

次の変わり種はこちら

P1030939.JPG

この樹は他の物と比べて

明らかに違いますね(゚д゚)!

 

葉の色が白い!!

白葉のお茶の樹です。

 

ちゃんと生長していくのかも含め

今後の生育が楽しみです。

 

お茶の品種改良

野菜や果物だけでなく

お茶でも品種改良は行われています。

 

ただし、お茶の品種改良は

とても長い年月が必要になるのです。

大体その年月は30年ほどと言われています。

 

例えば今年新しい品種が発表されたとしたら

30年ほど前から開発が始まっていた

ということになるのです。

 

種から育てたお茶の樹から

2,3年をかけて良い物選抜し

挿し木をして茶の樹を増やします。

苗木作りといった所です。

 

次にその増やした苗木を植えるのですが

お茶の樹は苗木から成木になるまで

6年ほど必要になります。

味だけでなく収量や病害虫の耐性、

これらも調査しなければならないため

試験の時間も必要です。

 

品種が登録されたら

今度は苗木を販売するための

準備や作業も必要になります。

そのためお茶の品種改良は

長い年月が必要になるのです。

 

しかし新しい品種が作られたからと言って

その品種が自分の土地に合っているかどうかは

全く分かりません。

なかなか難しい所です…。