『春に3日の晴れなし』という言葉があるように、天気が悪い日が続いている静岡県島田市川根町です。
雨は昨日から今日にかけて(一時的に止んだりするときもありますが…)ずっと降っています。雨が降れば花粉症の症状が少しは落ち着くので楽ですが、晴れた時のことを考えると怖いです…(>_<)
また、雨が降っていては屋外での作業はできません…。晴れ間を狙って、集中してお茶の樹などの手入れを行っていきます。
雨・曇りの天気では、本格的な春の到来がまだ先の事のように思ってしまいますが、島田市川根町では一か月後には桜の見ごろとなります。
※今年は暖冬傾向なので、開花や満開の時期が早まる可能性があります
そこで今回は、あと3週間後には見られるであろう、桜の写真そしてスポットを紹介していきたいと思います。(写真は昨年、3月末に撮影した物です)
家山川沿い「川根さくら通り」
川根町家山地区の桜は、毎年地元テレビ局の中継が入るほどの、静岡県内有数の名所です!
その代名詞ともいえるスポットが『桜トンネル』なのですが、樹の高齢化とともに、正直トンネルっぽさは減少しつつあります。
地元の茶屋があったり、売店が出店したり、SLの走る姿をすぐそばで見れる場所なので、楽しめる場所ではあります…。
そんな中、本当にトンネルっぽく見える場所が桜トンネルのすぐ近くにあるのです。
場所は、桜トンネルから家山川という川を渡って、すぐのT字路を左へ入った道…。『川根さくら通り』という道です。
このスポットは、まさに桜のトンネルを体感することができます。
道の両側に植えられたソメイヨシノが、覆いかぶさるように枝を広げています。
交通量も桜トンネルと比べ少ないので、家族で散策するには最適の場所だと思います。
ちなみに家山川に架かる橋から、川の上流を見るとこんな感じ…
人の少なさは抜群!大井川の土手
人が少ないので、お散歩がてら落ち着いて桜を見れる場所は、大井川鐵道家山駅の反対側にある大井川の土手道です。
大井川鉄道の線路に沿うような形で、幅1m強ほどの道が続いています。
頭の上すれすれを桜の幹が伸びる場所もあり、「散り始めの桜に風が吹く」と桜吹雪の中にいるのを体験できます。
ただし、草が生えていたり、デコボコした道であること、頭上すれすれに幹があったりするので、歩く際には注意してください!
時間が合えばSLもバッチリ
桜トンネルや家山駅、家山川の河川敷からそれほど離れていないのに、平日であれば本当に人が少ない場所です。
毎年桜の季節になると、この場所だけは必ず訪れています。ゆっくり、心を休めるには最適の場所です。
今年の桜はどうなるのかな…?
平年では、3月末から4月の上旬にかけて川根町家山の桜は見ごろを迎えます。ただ、昨年は暖かい日が続いたので、見ごろのピークは3月末まででした。
今年は、暖冬傾向。立春を迎えてからも、平年よりも暖かい日が続いています。そのため、見に来る方は3月下旬頃がちょうど良い季節ではないかな…と思います。
※3月中旬現在、冷え込みが厳しい日が1週間ほど続いているため、平年並みの開花・見ごろとなる可能性が高まりました。3月の月末頃から4月の頭にかけてがピークとなりそうです。
もちろん、天気予報の桜の開花予想などを、考慮する必要もありますね!
毎年、桜の季節は大勢の人で川根町家山地区は賑わいます。歩道や路側帯には人が溢れ、SLと桜の写真を撮ろうとカメラを構える人も多いです。
ただし、道路は全てが歩行者天国になっている訳ではなく、ダンプカーなどの大型車も盛んに行きかうことがあります。
そのため訪れる際は、交通事故やケガ、トラブルなどには、本当に気をつけて下さいm(_ _)m