ホームセンターで夏野菜の苗が出回り始めたこの頃…。植え付け前の土づくりは、すでに終わっているでしょうか?
こんにちは!
今日は未明から雨が…。断続的にパラパラと、大粒の雨の冷たい雨が、朝から降っている川根町上河内地区です(^^;)
月曜日の雨は、思っていたより降らず、土の表面しか十分に湿っていませんでした。
一方、今日の雨はまとまった量が降っています。土も十分に湿る、植物にとって恵みの雨となりそうです(^^)/
夏野菜の準備
今日は冬並みの寒さとなっていますが、4月になると夏野菜の苗が少しずつ出回り始めます。ただ今回の寒さは、夏野菜の苗には堪えそうですね…(>_<)
夏野菜の苗が出回り始めると家庭菜園のシーズンに本格突入、といった感じがします!
お店で苗を選ぶ方も目立ち始めますね(^^)/
ついつい、育てる作物のことばかりを考えてしまったり、野菜の苗が気になってしまいますが、苗を購入する前に畑の準備をしておく必要があります!
冬の間、何も植えてなかった畑の土は、硬く締まっています。
野菜が育つときに吸収する栄養分も少ない状態です。
そのため、肥料をまき土を耕しておく必要があるのです!
今回準備をした畑は、ポップコーンを栽培する予定の畑です。
トウモロコシの仲間は、肥料をたっぷりと吸収するので、有機質肥料を1㎡当たり一握りほど撒いてから耕しました!
土と肥料が良く混ざり、土も柔らかくなったら、畝を立てて行きます。
幅は1mほど、高さは10cmほどの畝を2つ作りました。
畝を立てる時は、目印となる支柱や紐を張っておくと、キレイにそして楽に立てることが出来ます(^^♪
肥料と土が馴染み、もう少し気温が上がるのを待っているため、あと2週間ほどしたら種まきを行う予定でいます!
晴れの日に
土を耕したりする時は、晴れの日に…。そして、土がある程度乾いている状態で行った方が良いです!
晴れていても、雨が降ったばかりでは、土の中にはたっぷりと水が含まれているままです。
その状態の土を耕してしまうと、”耕す”というよりも”煉る”ような感じになってしまいます。
本来であれば、土の中に空気が入り込み、フカフカの状態になります。しかし、水がたっぷりと含まれていると、空気が入る場所が少なく、土によってはカチカチの状態になってしまうことも…。
そのため晴れの日に、そして雨が降った翌日などは避けて行った方が良いかもしれません!
※この畑の土づくりは、今日は雨が降る予報だったので、昨日行いました。
計画的な準備を
苗を植えたり、種を蒔く前には、畑の土を準備しておく必要があります。
苦土石灰をまいて土を中生にしたり、肥料をまいて養分の補給をしておきますが、これらの作業は事前にしておくことが重要です!
苦土石灰はまいた後、土と馴染むまでに少し時間がかかります。
また肥料(有機質肥料の場合は特に)も、まいた後すぐに効果が出るわけではありません。やはり、少し時間が必要になります。
そのため、苗を植えたり、種を蒔く直前ではなく、2週間ほど前には「土づくり」をしておくことが必要です(^^;)
しっかり気温が上がってから植え付け
土づくりが完了し、ある程度時間がたったら「さあ植えよう!」となりますが、植えるタイミングにも注意が必要です。
苗は、桜が見ごろとなる季節から出回り始めますが、4月はちょっと肌寒い日もあります。
気温が低い状態で苗を植えてしまうと、なかなか大きくならなかったり、場合によっては枯れてしまう事もあります(>_<)
5月に入ってからなど、気温がしっかりと上がり、暖かくなってから植え付けをした方が、上手くいく可能性が高いです!
苗の販売が始まると、早く植え付けを行いたくなりますが、ちょっぴり我慢…。
夏野菜づくりは、土づくりをして準備をしたり、苗の植え付けを十分に暖かくなってからにするなど、「ちょっと我慢する」ことがポイントとなるかもしれません(^^)/