全国的に猛暑が続いています。
ついこの間までは、日照不足でお日さまの光が恋しかったですが、今では涼しくなって欲しいと願う人も多いのではないでしょうか…?
家に設置した温度計(日陰で計測)は、2日連続で最高気温34℃を示しました。
(ちなみに最低気温は24~23℃ほどです)
もうこれ以上の暑さにはなって欲しくない。
長い間暑さが続かないで欲しい。
この頃の暑さが、今年の夏の暑さのピークであって欲しいと思う今日この頃です。
不思議な形のお茶の葉
お茶の葉は、先端が尖っているラグビーボールの様な形をしています。
この形が普通のお茶の葉なのですが、先日、少し不思議な面白い形をしたお茶の葉を発見しました!
その葉っぱがこちら↓
まるで2枚の葉っぱが途中でくっついているような形をしています(^^)/
このような形の葉っぱを見るのは初めてのこと…。発見したときは、ビックリしました。
なぜこのような形になったのか…?
正確な理由は分かりませんが、四葉のクローバーと同じような原理かな…と思っています。
四葉のクローバーは、葉っぱが形作られる前の状態、赤ちゃんの状態のときに外部から力が加わり傷が付くことで、本来なら3枚の葉っぱが4枚になったりすることがある…
と、聞いたことがあります。
この現象と同じように、お茶の葉っぱが形作られる前に何かの影響で傷つき、このような形に生長したのではないかと考えています。
ちなみに、黄色と黒のポツポツは「もち病」という病気です。
もち病は多湿の環境であればあるほど感染・蔓延しやすい病気で、今年の長い梅雨の影響があり、平年以上に発生してしまいました…(>_<)
ちゃんと予防をしていれば防げたかもしれないので、今後要改善のポイントであると思っています。
ちなみに、収穫したお茶の芽や作られたお茶には全く影響はないのでご安心ください!
二番茶の収穫から2週間ほど経過してから、病気の葉っぱが見られるようになったので、収穫と病気の発生のタイミングが違っています。
グングン生長中の三番茶芽
気温が上がり、夏の日差しをたっぷり浴びて、現在三番茶芽はグングンと生長しています。
濃い緑色だった茶畑は、芽が生長するとともに少しずつ黄緑色へと変化していきますが、この頃の変化のスピードはとても速いです。
たった1日でも、茶畑の色合いが違って見えるほどです(^^♪
今伸びているお茶の芽を、しっかりと守り育てることで、来年の一番茶(新茶)の品質を良い物にすることが出来ます。
これからの季節は、害虫が発生しやすく、病気の発生も多い季節に…。
安全で高品質なお茶を作るために、しっかりと対策を行っていきたいと思います。