日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の泡の正体とは…

ペットボトルのお茶を思い切り振ってみると、泡立ってくると思います。

また、急須で淹れるお茶でも、急須にお湯を注いだり、急須から湯呑やコップに注ぐとき、泡が発生したことはありませんか…?

急須の場合は、お湯を注ぐと細かな泡が…。

しかし、少し時間が過ぎると、泡がはじけて消えて行きます。

 

今回は、お茶の泡の正体について投稿したいと思います(^^)/

 

 

農薬ではありません

「泡が発生する」と言うと、

農薬が影響しているのではないか…?

と感じる方もいるかもしれません。

 

また、一部のサイトでは泡は農薬が関係している…と書かれているものもありました。

 

しかし、結論から言うとお茶の泡と農薬とは全く関係がありません

 

実は、この泡はお茶の成分により発生する物なのです。そのため、急須などを洗った際の洗剤でもありません。

 

完全にお茶由来の成分から発生するため、農薬などの人為的な物は一切関係ないのです!

 

泡が発生することで不安に感じる方もいるかもしれませんが、全く問題はないのでご安心ください(^^♪

 

 

泡の正体はサポニン

お茶の泡の正体は「サポニン」という成分です。

サポニンマメ科の野菜に多く含まれているということで、”大豆サポニン”などが有名ですね!

 

サポニンの語源は、ギリシャ語で『泡立つ』という意味から来ており、文字通り泡立つ特徴を持っています。

 

お点前の抹茶を飲んだことがある方は分かると思いますが、お茶の表面には細かな泡がたくさん浮いています。この泡もサポニンの効果によるものなのです(^^)/

 

サポニンは、苦味や渋味がある成分ですが、お茶に含まれている量はごくごく僅か…。割合で言えば1%にも満たない量です。

 

しかし、このサポニンが水の中に溶け出し、さらにペットボトルを動かしたり、急須にお湯を注ぐ・湯呑やコップにお茶を淹れる際に、お茶がグルグル動いたり空気が混ざることで、泡が発生するのです。

抹茶の場合は、手早く茶筅を動かさないと細かな泡がたくさん出来ません。

 

お茶が泡立つのはサポニンという成分があるからこそなのです。

 

 

サポニンの効果

サポニンには健康効果もあるということで、注目を集めています。特に、大豆サポニンは有名ですね。

 

有名な健康効果としては

・抗菌作用

・抗ウイルス作用

・血圧上昇抑制作用

・抗肥満作用

などがあります。

 

お茶でうがいをするとインフルエンザや風邪予防になると言われるのは、カテキンだけではなくサポニンという抗菌・抗ウイルス作用があるからなのです。

 

たくさんの健康効果をもっている成分であるため、お茶の泡に対して不安を感じることはありません!

ご安心ください(^^)/

 

 

ちなみに、泡立つ特徴を持っているため、お茶の成分が石鹸などに使われることもあります。

 

また、お茶の茶葉よりも種の方がサポニンが豊富に含まれています。

近年では、お茶の種から搾った「お茶の実油」などの油も販売されています。気になる方は是非お試しください!

 

 

まとめ

・お茶の泡の原因は「サポニン

 

サポニンは、茶葉にごく少量含まれている

 

サポニンには、抗菌・抗ウイルス作用などたくさんの健康効果がある

 

・茶葉よりもお茶の実の方が豊富に含まれている

 

植物の中には、昔から泡立つ成分を持っている物がたくさんあります。もちろん、お茶の樹もその一員です。

 

近年は、食の安全性や健康効果に注目が集まるため、泡が立つことで不安に感じる方もいるかもしれません。

 

しかし、泡立つのは「サポニン」というお茶にもともと含まれている成分によるもの…。

サポニンにはたくさんの健康効果があるため、お茶の泡を心配に感じることはありません!

 

安心してお茶を楽しんでください(^^)/