春は様々な動植物が眠りから覚める季節!
そしてそれは農業でも…。
様々な作物の種まきなどが行われ、栽培がスタートする時期になります(^^)/
今回は夏野菜・家庭菜園の代表格『ジャガイモ』の種イモを植え付けました!
本来であれば春分の日以降に行うのですが、今年は暖かくなるのが早いですね…。
そのため、平年よりも1週間ほど早く植え付けを行いました。
堆肥とぼかし肥で土の準備
今回のジャガイモ栽培では、植え付け前に堆肥(牛ふん堆肥)と魚粕主体のぼかし肥を施し、土の準備を行いました!
今までは肥料を施すことはありましたが、堆肥の使用はありませんでしたね…。
堆肥を使用することで、土に有機物と栄養分を補給することが出来ます。また、通気性・保水性・排水性も良くなるため、土の改善を狙って施すことにしました(^^♪
ちなみに牛ふん堆肥は、枝のチップなどが入った完熟牛ふん堆肥になります。
軽くて匂いもほぼ無く使用しやすいですね!!
完熟していない堆肥は土の微生物たちを増やす力がより強いのですが、分解する時に土の栄養分を奪うことなどがあります。匂いもより強くなってしまいますね…。
そのため、堆肥を使用する時は「完熟」した物の方が使用しやすいと思います!
今回は八畳ほどのスペースに
牛ふん堆肥80L
ぼかし肥2㎏程度
を全面にムラが出来ないように撒き、土とよく混ぜます…。
ちなみに、肥料やたい肥はまくだけでなく、土とよく混ぜることが重要です。
種イモの準備
ジャガイモの種イモは、植え付ける前にしばらくの間お日さまの光を浴びさせておくと、芽が出てきやすくなります(^^)/
今回は1週間ほど前から、軒先で日に当たるように置いておきました…。
霜に当ててしまうと腐ったり傷むことがあるため注意が必要です。
ある程度お日さまの光に当てておくと、次第にジャガイモの芽が膨らみ生長を始めます!
早生系の品種ほど芽が出てくる時期が早く、芽の大きさも早く大きくなりますね(^^♪
写真は「インカのひとみ」になりますが、ハッキリと芽が膨らんでいるのが分かります!
このようになったら完全に植え付け適期…。
ちょっと遅すぎるくらいかもしれません(^^;)
種イモの準備・畑の準備が出来たら、いよいよ種イモを植え付けていきます!
春から初夏にかけて育てるジャガイモは、種イモをカットして植えることも可能です(^^)/
※秋に育てるジャガイモは、種イモが腐る可能性が高いため、カットして植えるのはおすすめできません。
50g程度の小さな種イモはそのまま植え付けますが、中には握りこぶしサイズの種イモもあります。
このような大きめの種イモは2つや3つにカットして植え付けると、種イモの節約・芽かき作業の減少につながりますね!
ただし、カットして植え付ける時にはポイントがあります。
まずは芽の数を同じくらいにすること!
3枚目の写真、右側のジャガイモを2つにカットしたのですが、芽の数・大きさが大体同じくらいになるようにしました!
種イモをよく観察して、
「どのようにカットするのが良いか」
を考えるのが大変であり面白い点でもありますね(^^)/
ちなみにカットした物は、切り口に草木灰や専用の資材を付けて、病原菌が侵入しないようにします。
色々な資材が販売されているので、農業用品店などで相談しながら購入するのが良いですね!
私自身も今回は、農業用品店でおすすめされた資材を使用してみました。
種イモの植え付け
畑・種イモの準備が終わったら、いよいよ植え付けの工程に入ります。
私は、種イモを埋める穴(溝と言った方が正しいかもしれません)を事前に掘り、種イモを並べ、まとめて土を被せる方法で行いました。
植えるための溝をまとめて掘ることで、種イモを埋める深さを一定にすることが出来ます。
あと種イモの間隔を調節しやすいのもメリットの1つですね(^^♪
種イモの間隔は25cm程度。
畝は40㎝程度の間隔を空けて植え付けをしました!
ちなみに種イモにかける土の厚みは5~8cm程度…。
あまり薄いと霜や寒さがやって来た時にダメージを受けるリスクが高まるため、ちょっぴり厚めにしています!
土を被せ終わったら、種イモの植え付けは終了!!
あとは芽が出てくるのを待つだけになります(^^)/
ジャガイモは野菜の中でも比較的育てやすく、収穫までの期間が短いのもポイントです!
無事に収穫できるように、しっかりと手入れをしていきたいと思います。