日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

植え付けから5年が経過した茶畑

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は雨。という事でお茶づくりはお休みとなっています。

 

ただ私自身は深夜0時からのお茶揉みの当番があったため、24時間という一日の時間で考えるとお休みにはなっていませんね。ただ日中収穫などは行われなかったため夜はしっかりと休むことが出来そうです。

 

そして天気が回復する明日からはシーズン終盤へと突入していきます。葉の色が濃くなり香りものってくるタイミング。さらに収穫量も期待できる期間であり、この終盤のお茶づくりも楽しみにしている所です。

 

幼木園の現在

2019年に改植を実施しお茶の苗木を植え付けた畑。

植え付け後しばらくして芽が伸び始めたばかりの頃はこのような状態でした。

畑の中に緑色の線が引かれているような状態ですね。

チャノキ部分よりも土が見えている部分の方が圧倒的に面積が広いため、一目見ただけだと何の畑なのかわからなくなりそうです。特に茶畑にあまりゆかりの無い方であれば、これが茶畑だとは思いもしないでしょうね。

 

こんな状態だった植え付け直後の畑も年数が経ち木が大きくなるとこうなります。

ここまでくると茶畑らしくなったと言えるでしょう!

植え付け直後の畑と見比べると印象が全く違うため『同じ畑では無いのでは・・・』という感覚にすら陥ってしまいそうです。

 

なお2019年の植え付け実施なので5年が経過。6年目へと突入している事になります。

 

植え付け方法にもよりますが、チャノキを一列に植える単条上の場合7年を過ぎると成園(大人のチャノキの畑)と同じくらいの大きさにはなります。植え付け後の年数および現在の状態から見ても、今年一年でほぼ変わらないくらいの大きさにまでは育ちそうですね!

 

今年も収穫を実施する予定ですが、どれほどの収穫になるのか…。そして今後の生育に期待が高まります。