日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の葉は生きている

おはようございます。

 

昨日は午前中を中心に雨が降りましたが、お昼以降も霧雨となる時間帯があったため、収穫は行いませんでした。

ちょっぴり体を休めて、今日から始まる本格的な収穫に備える…といった感じですね(^^;)

 

久しぶりに雨が降ってくれたので、お茶の樹にとっても恵みの雨となってくれたと思います!

今回の雨により、また一段と芽の状態が良くなってくれたでしょう!!

 

今日で正味5日目となる新茶シーズン…。

日数的な面ではすでに3~4割ほどが終了したことになります…。

 

しかし、収穫量の面から見ると1割少々です!

まだ折り返し地点にも達していません。

 

新茶シーズンはまだまだ続きます(^^)/

 

お茶の葉は収穫後も生きている

当たり前のことですが、お茶の樹は生き物です!

植物なので光合成を行っていますが、同時に呼吸もしています。

 

そして、それは収穫する新芽も同じです!

収穫後も呼吸を続けるため、熱がこもりやすくなったり、栄養分を消費してしまいます。

 

そこで、収穫した茶葉の扱いは

熱をこもらせないこと

長期間保管しないこと

この2つがかなり重要なポイントとなります。

 

意外かもしれませんが、収穫した茶葉を風通しの悪い場所に保管しておくと、内部の温度がぐんぐん上昇します!

保管方法を誤れば、人間の体温を軽々と超えるほどの温度となりますね。

手摘みの場合は、通気性の良い竹かごにまとめて入れて、直射日光が当たらないように「ござ」を上にかけておきます!

 

また真ん中部分に、お茶の葉が呼吸したり熱を逃がすための”穴”をあけておきますね(^^♪

 

せっかく収穫したお茶の葉も、収穫後の取り扱いを間違えば・・・

熱がこもり温度が高くなり過ぎるとお茶の葉が焼けてダメになり、せっかく育てて収穫した茶葉をムダにしてしまうのです。

 

そのため手摘みの場合は上の写真のようにしておきますが、一度の収穫量が多くなる機械での収穫の場合は、速やかにお茶工場に運搬します(^^)/

 

お茶工場での保管

お茶工場に運搬されてきたお茶の生葉は『生葉コンテナ』に入れられて、荒茶に加工させるのを待ちます!

 

生葉コンテナは、コンテナの下から風を送れるような造りになっています。

風を送ることで、熱を逃がすようにしてあるのです。

 

ただし、いつまでも保管できる訳ではありません!

収穫したお茶の葉が呼吸することにより品質が低下してしまうため、なるべく早めに加工を始めることが重要なのです。

 

その一方で、少し保管しておいた方がより香りが強くなる一面もあります。

 

お茶の栄養分が浪費されず、香りも豊かになるタイミングで作られたお茶は抜群に風味が良いです(^^♪