先週はナラシ作業とジメジメした雨に備えて防除作業を行いました。
その次に行ったのが『中切り』作業の2回目と3回目になります。
中切り作業はお茶の樹を大きく剪定する作業になります。大胆に枝葉をカットするため、3回程度に分けて行いますね!
1回目終了時点
中切り作業の1回目では一番大胆に枝葉をカットします。
葉の付いた部分の枝をカットしていきますね。
しかし刈り落とす枝葉の量は非常に大量です。
この状態では2回目以降の作業が行いにくいため、葉が乾いてカサが小さくなってから続きを行うようにしています(^^)/
ナラシ作業を始める前に1回目の中切り作業を行い、ナラシが終わったら2回目以降を実施…。
ナラシ作業を行っている間に乾燥して、カサは半分ほどに減少することになります。
2回目・3回目で形を整える
1回目の作業では伸びた枝葉を大胆にカットしていきます。
お茶の樹は三角形になるのですが、2回目では真ん中のとんがった部分を刈り落としていきます。
そして3回目で、形をキレイに整えていきますね。
3回目が終了すると、お茶の樹の形は作業前と同じになります。
ただ、葉っぱがほとんどない状態となっていますし、樹の高さもだいぶ低くなっていますね…!
枝も刈り落として枯れた枝葉も茶色なので、どこがお茶の樹なのか曖昧な感じにもなります。
こんな状態ですが夏には芽がたくさん伸びてきて、再び緑色のお茶の樹へと変化していくのです(^^♪
樹の高さの変化
防霜ファンの支柱周りは機械で枝を切ることが出来ないため、剪定鋏を使用して手作業で枝を切っていきます。
そのため支柱周りは以前の枝葉が一時的に残っています…。
上の葉がある部分が以前のお茶の樹の高さ。
下の枝の切り口が見えている部分が、中切り作業後の樹の高さになります。
30㎝以上は枝を切ることになるでしょうか…。
同じ畑ですが、中切り作業の前後でお茶の樹の様子は大きく変化します。