浅刈りやナラシ作業では枝葉をバリカンでカットして風の力により畝間に落としていきます。
ナラシ機を例にすると往復運動するバリカンが枝葉をカットします。
カットされた枝葉はエンジン側から送られている風により畝間の方へ…。
そして畝間の部分に落とされていくのです。
ただ風で枝葉を飛ばす仕組みとなっているので細かい枝葉が思いのほか飛んでしまい、作業を終えた樹の上に乗ってしまう事があります。
あまりにもたくさん乗ってしまうと光合成を邪魔したり、風通しが悪くなることで病気が発生しやすくなってしまいますね…。また気持ちよく作業を行うことも出来ません!
プラスチックの板で葉が飛んで行かないように調節することも出来るのですが、確実に飛んで行かないように調節するとカットした枝葉が畝間に落ちにくくなってしまいます。
逆に枝葉が落ちやすいように調節すると、細かい枝葉が飛んでいきやすくなってしまいますね…(^^;)
そこで今回の浅刈りでは機械にもともとついていたプラスチックの板を変更!
テーブルなどが傷付かないようにするための厚めのシート?を利用してみました(^^)/
浅刈りでは大量の枝葉をカットするため、棒でカットした枝葉を落としながら作業を進めて行きます。
シートは柔らかくペラペラと動いてくれるので枝葉は簡単に落ちていきますね。
その一方で細かい枝葉はシートに当たってそれ以上飛んで行かないため、作業を終えたお茶の樹の上に乗ってしまうこともありません!
浅刈り作業期間中に変更したのですが、使い勝手は思っていた以上に良いかな…と思います。