日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

働きバチとオスバチ

実りの秋という言葉がありますが、秋は多くの植物が冬や次の世代へ向けて眠りの季節に入ります。

クリなどが実り始めていますし、そろそろ新米の便りも本格化しそうですね(^^♪

 

そしてミツバチたちにも秋という季節は重要になります。

冬になると気温が低く巣箱外での活動が出来なくなったり、活動できたとしても咲いている花はごく僅かでしょう…。

 

冬の間は一時的にハチの数も減少します。

そして巣箱などの中で蓄えた蜜や花粉を使用しながら過ごしているのです。

 

そのため秋までにしっかりと蜜や花粉を集めておくことが重要となりますね。

 

今年は冬の寒さが厳しくなりそうな長期予報が出ているので、今後の気温の推移やミツバチたちの状態はしっかりと確認していきたいと思います。

 

 

変わった姿のハチ

巣箱の入り口付近ではミツバチが飛んできたり、飛んで行ったり…。

羽を動かし巣箱の中の熱を逃がすハチもいますし、パトロールや掃除をしているような姿のハチも見られます。

 

そこそこ賑やかな場所になりますね(^^)/

 

そんな賑やかな場所ですが、せっせと働く働きバチの中に少し変わった姿のハチを見ることもあります。

分かりやすく囲ってみると…

周辺にいるはたらきバチよりも一回りほど体が大きいのが分かると思います。

また目もずいぶん大きい印象を受けますね。

 

このハチの正体はオスバチになります!

 

 

重要な存在…

働きバチは全てメスです。

そのためミツバチの社会は圧倒的にメスの力が強い世界になりますね。

 

では、オスバチの役割は何になるのでしょうか…。

花の蜜や花粉を集める事もしませんし、巣の維持をしている訳でもありません。

 

そのため、ぐうたらなイメージを持たれることもありますね…。

 

しかし、絶対になくてはならない存在です。

オスバチの最も重要な役割は女王バチと交尾をすることになります。

 

女王バチは一生に一度だけ交尾のために外を飛びます。

そしてオスバチから受け取った精子を使って群れを大きくしていくのです。

 

もし精子が無いと卵を産んだとしても全てオスバチとなってしまいます。働きバチは生まれて来ないことになりますね…。

※女王バチがオスバチを産む時は、あえて無精子の卵を産むとされています。

 

他にも近年の研究ではミツバチに寄生するダニを一挙に引き受けてくれる役割もあるという発表もありますね…。

 

 

基本的にはあまり働いていない印象も持っていますが、だからと言っていなくても良い存在ではないのです。