おはようございます!
昨日の午後からは冷たい雨が降っていましたが激しく降ることは無く、今朝は曇っているものの穏やかな朝を迎えています。
秋も少しずつ深まり9月も残りわずかとなった今日から、秋のナラシ作業を始めていきます(^^)/
秋のナラシは夏の間に伸びた枝葉をカットしてお茶の樹の表面をキレイに刈り整える作業です。
来年の一番茶が伸びる土台を完成させることになりますね!
また秋のナラシ作業は新芽が伸び始める時期にも影響します。
遅い時期にナラシをすると芽が伸び始めるのも遅くなりますし、早い時期に行えば芽が生長し始めるのも早くなります。
しかし、あまりにも早くナラシ作業を行うと来年の春に伸びるはずだった芽がナラシ後に芽吹いてしまったり(再萌芽)春の霜の被害に遭いやすくなることも考えられます。
ナラシ作業を早く行い過ぎるのもダメですし逆に遅すぎてもダメなので、作業を行う時期を判断するのが難しいですね…。
秋のナラシ作業を行うタイミングは、その地域の環境や畑のある場所の傾向またお茶の樹の状態を確認しながら適切に判断していく必要があるのです(^^;)
今の茶畑は四番茶芽の生育により黄緑色に見えている状態です。
色合いは濃い緑色に変化しますし、伸びた枝葉をカットするため形もガラッと変わります。
現在の茶畑が生育期間の姿とするならば、ナラシ後の茶畑は冬越しするための姿となりますね!