日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

麦踏みの効果! 麦踏みの有無だけで生育は大幅に異なる結果になりました

手作りの麦茶を作ってみたい!

 

そんな気持ちを抱いたことから始まった大麦の栽培ですが、先日ついに出穂期を迎えました。

穂が続々と出てきている状態で、授粉が上手く行けば黄金色の麦を楽しむことが出来ますね(^^♪

 

そんな麦栽培ですが…

・冬から初春にかけて麦踏みを3回ほど行った畑

・1回も行わなかった畑

2区画育てています!

 

試しに麦踏みを行わずに育ててみたのですが、その結果は一目瞭然となりました。

 

今回はその結果について投稿したいと思います。

 

 

全てにおいて麦踏みをした畑が上

まず前提条件として、品種や種まきの時期、麦踏み以外の作業は全て同じです。

 

違うのは麦踏みを行ったか、しなかったかの違いだけになります。

 

また肥料もあげていません。

植え付け前に石灰を少し施したのみになります。

 

そのため

「あまり生育に違いは生まれないだろう」

と思っていたのですが、結果として一目瞭然の違いとなりました(゚д゚)!

 

その結果がこちら。

左側が麦踏みを行った畑。

右側が麦踏みをしなかった畑になります。

 

まず葉の色が大きく違いますね。

麦踏みをしなかった方は僅かに黄色っぽいのですが、麦踏みをした方は葉の色が濃いです。

 

また麦踏みをした方が草丈も高く、分げつした茎の数も多いですね。

 

他にも穂の大きさも麦踏みをした方がより大きい結果となりました。

 

まとめると

麦踏みあり 麦踏み無し
葉の色 濃い 薄い
草丈 高い 低い
分げつ数 多い 少ない
穂の大きさ 大きい 小さい

という事になります。

 

麦踏みを行った方が圧倒的に良い生育をすることがより分かりました(^^;)

 

 

ちなみに

「色が濃い野菜は肥料が多くて危険」

という事を見聞きする事もありますが、肥料以外の栽培方法でも葉の色に違いが生まれるため

 

葉の色が濃い = 肥料を多く使用しているわけでは無い

 

と思います。

 

もちろん肥料は作物の生育を大きく左右する一面もありますが、肥料以外の要因で葉の色が濃くなることもあるでしょう!

 

 

根がしっかり伸びるから…

なぜ麦踏みの有無だけでここまで生育が違うのか…?

 

少し考えてみましたが、やはり冬の寒さによって発生する霜柱の影響が大きのではないかと思います。

 

霜柱が出来ると土が盛り上がります。

日中になると融けますが、霜柱が出来て融けてを繰り返すと土が柔らかくなる傾向がありますね。

 

しかし、冬の間も生育している麦にとって土が盛り上がるのは影響が大きいです。

 

土が盛り上がることで土にしっかりと根を張ることが出来ず、その後の生育にも影響が出たのではないかと思います!

 

まず麦踏みをした方の畑。

こちらはしっかりと根を張っているような雰囲気がありますね。

 

特に異常に感じることもありません。

 

対して麦踏みをしなかった畑。

こちらは根っこが少し見えていますね。

 

霜柱によって土が凍って盛り上がり融けて沈むことを繰り返した結果、株が持ち上がり根が見える状態になってしまったのだと思います!

 

しっかりと根を張ることが出来なければ体を支える事が出来ませんし、水分や栄養分の吸収にも影響が出るでしょう。

 

その違いが、大きな生育の違いとなって今表れているのだと思います。