日々お茶暮らし

川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

鉢植えお茶の木 冬を迎えるための手入れをしました

おはようございます。

天候が心配だった昨日夜の部分月食。何とか天気はもってくれましたが、最大にかけている姿は山に隠れてみる事が出来ませんでした。

 

ただ半分ほどにかけた姿は見ることが出来ました(^^)/

天体ショーは真夜中だったり山で隠れて見えない事もあるので、今回少しでも見れたのは嬉しかったですね。

 

これからは空気が澄むことが多い時期。

寒さが少し辛いですが、夜空を見上げる機会も増やしたいものです。

 

鉢植えお茶の木の管理

今回は鉢植えのお茶の木の管理について投稿したいと思います。

 

鉢植えのお茶の木は暖かさの影響を受けやすいのか、遅い時期まで生育することが多いです。

そのため、露地のお茶の木よりも少し遅い時期に剪定などの作業を行います。

 

今回は植え付けてから2年が経過したお茶の木の手入れをしました。

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夏の間に枝が伸びて大きくなっています。

葉の色つやも良いですね。

 

まず行うのは枝の先端を切り落とす摘心!

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お茶の木は一番上にある芽が最も良く伸びる頂芽優勢という性質を持っています。

 

一番上の芽を切り落とすと下の方の芽にも養分が分配されやすくなり、翌年春の芽がしっかりと伸びてきてくれるのです!

 

また寒さの影響を受けにくくする役割もあります。

地域・気温によって違いがあるのですが、霜が降りるような地域では黄緑色の部分が凍って枯死する事もあります。

 

そこで伸びた枝の先端は少し切るようにするのです。

※枝が長く伸びて邪魔な場合は、バッサリと切っても良いです。

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すでに春に伸びる芽が大きく膨らんでいる状態。

芽を傷つけてしまうと、その芽はダメになってしまうので注意してください。

 

病気の予防も!

その次に行うのは咲き終わった花びらの除去。

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お茶の木に花が咲いた場合ですが、花が咲き終わったらなるべく摘み取るようにしてください。

 

実はこの花びらの部分から灰色カビ病という病気が広がる可能性があります。

 

写真の花びらも葉にくっついた状態で、黒や灰色のカビのようなものが出来ていますね。

もしこれが灰色カビ病だった場合、健康な葉へと感染してしまうのです。

 

植物が感染する病気のほとんどはカビ由来。もちろんお茶の木も例外ではありません。

 

そのためカビが生えやすくなる気温が高く多湿な時期、梅雨時期から秋の始まりにかけて病気が発生しやすい傾向があると言えます。

 

しかし、灰色カビ病はこの傾向には当てはまりません。

気温が低くなり花が咲く11月・12月頃に発生が多くなる傾向があるので注意してください。

 

冬の間は休眠しているお茶の木。

長い冬を耐える事が出来ると春に良い芽を伸ばしてくれるので、その時を待ちながら手入れを行います!