こんばんは。
今日で1月も3日が経過。箱根駅伝が終わると、徐々に日常感が増していきますね。今回の年末年始は思っていたよりかは冷え込みが厳しくなく(暖かい訳ではありませんが)良く晴れ風も穏やかな日々となりました。
2023年はこの天気のように少しでも平穏な年に、平穏な年に向かってくれると良いですね。
年末年始の活動
なお今回の年末年始は主に鳥獣対策として捕獲の方に力を入れていました。もう1週間ほど力を入れる事が出来るのですが、今のところニホンジカを2頭捕獲することが出来ました。
茶畑付近での捕獲であったため、茶畑内に入り込んできた個体であることは確実だと思います。まだまだ入ってきているシカも多いのですが、多少は被害が減ってくれると幸いです。
ただ、今回捕獲したのはどちらもオスのシカでした。
メスを捕獲しなければ生息頭数の増加を防ぐことは出来ないため、獣害対策としてはそこまで効果はありません。生息頭数が大幅に増えている事が問題であるため、純粋に捕獲し生息頭数を減らすと共に新たな増殖を抑えるためにメスジカの捕獲を進める事が効果的だとされています。
とは言え、命を頂くわけですから正直精神的にはくるものがあります。すでに3年ほど活動していますが止め刺しの瞬間は一切慣れないですね。何なら、よりしんどく感じてしまう事もあります。
かと言って何もしなければ里山の環境が荒れ果ててしまいます。矛盾していると思いますが、環境を守ること野生動物を守るためには捕獲がどうしても必要になるのです。
身近に自然を感じられる場所は人の手が入らない自然では無く、人が生きるために何らかの関わりがあった場所がほとんどです。捕獲を0にしたところで事態は一切良くなりません。何なら悪化する一方なのです。
正直、率直に感じる気持ちやその時その時の考えや想いは色々あり、簡単に一言でまとめられるほど単純ではありません。
しかしながら、行為が行為なので真摯に取り組んでいく事は常に心掛けたいと思います。