日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

クリタケの種駒を植菌

こんばんは。

昨日や一昨日は雲が目立つ空模様でしたが、今日は一日を通して良く晴れてくれました。行楽にはピッタリの天気だったと思います。

 

ただ木曜日から金曜日にかけて雨が降る予報が出ている事から、この時の雨でかなり桜が散ってしまうでしょう。すでに散り始めの状態ではありますがそれを雨が進める事になると思うため、土日は天気が良いですが桜の見頃はすでに終えてしまっているかと思います。

 

もし川根方面へ桜を見に来るのであれば、明日5日(水曜日)までがチャンスになるでしょう!

 

クリタケを植菌

先日、台風で倒れてしまった栗の木を利用するために玉切りを行いましたが、本日その切り出した木にクリタケの菌を植え付けました。

ochagurashi.com

玉切りの時の内容は上の記事になります。

 

クリタケの種駒(菌)は玉切り作業を行う前にインターネットで購入していました。準備は早くから整えていたのですが、なかなか作業を行う判断が出来なかったですね。

まだ植菌が出来る時期ではありますが、適期期間としては遅めになるかと思います。

植菌作業は簡単かつ楽しさもあります。数をこなさなければならない場合は大変ですが、家庭菜園で栽培する程度であればどの作業も楽しめるかと思います。

 

作業の手順としては、種駒用のビットをインパクトドライバーに付けて菌を受け付ける穴を開けます。なお専用のドリルも販売されていますし、トンカチタイプの物もあるので作る量に合わせて道具を用意するのが良いでしょう。

ただし種駒の直径に合わせて穴を開ける必要があるため、適応した穴を開けられる道具を使用する必要がある点には注意してください。

 

そして、次の段階としてはあけた穴に種駒を入れトンカチなどでしっかりと打ち付けます。この作業がなかなか楽しいですね!

 

植菌作業が終われば、次は原木に菌を回すために伏せ込む作業に移ります。

この作業は原木の状態キノコの種類によって多少の違いがあるため、購入した種駒などに同封された手順書やネットで調べて行うのが良いでしょう。

今回のクリタケ栽培では、シイタケと同じく林の中にほぼそのままの状態で伏せた物と使っていない風呂おけに腐葉土と落ち葉でサンドイッチした状態で伏せた物とで、少し状態を分けて栽培してみる事にしました。

 

前回クリタケの栽培に挑戦した時は、ほだ木の管理方法が悪くただ朽ちさせてしまったのですが、今回は収穫できるようにしていきたいですね!