日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

新緑が美しい茶畑に

こんばんは。

今日は久しぶりに島田市外へ出かけたのですが、道中見た茶畑の芽がずいぶん大きくなっていたことに驚きました。中には収穫作業を行っている方もいらっしゃり、この地域この時期らしい光景が見られるようになってきていますね。

 

特に暖かい地域を中心に今年はお茶の芽の生育が早まっているようです。八十八夜前までに一番茶を終えてしまう生産者や地域も多くなるのではないかと思っています。

 

当上河内地区では23日から一番茶が始まり、長くとも2週間程度のシーズンになるかと思います。そのため、ちょうどゴールデンウイークの頃が一番茶の最盛期となりそうです。

ほんの少し前までは濃い緑色の部分も目立っていた茶畑ですが、今ではずいぶん青々とした姿を見せてくれています。

 

週間天気予報や一か月予報を見るとさすがに霜が降りそうな日はやってこなさそうなので、霜や冷え込みに関しては一安心できるかなと思っています。しかしながら、急に雷雨になったりすることがある時期ということで雹が降るようなことが起きなければいいですね。

雹の害は非常に局所的なものになりますが、雹の粒の大きさや降ってくる強さによっては芽がズタズタにされてしまいます。霜であれば一晩ですが、雹の場合はたった数分でも収穫困難になる被害を受ける可能性もあるため霜に次ぐ厄介な気象災害です。

今年も良い芽が育ってきているため、無事に収穫を終えらえるよう気象災害が起きないことを願うのみですね。