日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

明日からの作業再開に備え…

こんばんは。

昨日の夜遅くから降り出した雨は今日も降ったり止んだり。時より激しく降ったりした一日となりました。ただ、天気予報を見て覚悟していたよりかは雨量が少なかったように思います。雨の強さよりも若干風が強かったことが気になったほどです。

 

今年は大雨になったことはありますが、台風がやって来た時のような暴風になることはありません。平年であれば台風などの強い風により木々の枝葉が落とされ道路に散乱する機会があるのですが、今年はそのようなことが無いためやや強い風であっても枝葉が落ちてきてしまいます。そのため今年は道路掃除が大変になりそうです。

 

そんな本日は天候の影響もあり一日お休みに。

明日から再び裾刈り作業を行う予定ですが、あと一日で終えられそうな作業量であるためしっかりと取り組んで行きたいと思います。

なお、写真は一昨日に撮ったものです。

裾刈りはあと一日

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は昨日と比べると気温が下がり、さらに風も適度に吹いてくれていたため過ごしやすい一日となりました。ただ今日過ごしやすく感じたのはあくまでも昨日がとても暑かったからであり、平年と比べるとまだまだ暑いままですね。

 

そんな本日は朝から夕方まで一日を通して裾刈り作業を実施しました。一日裾刈り作業をしたのは、ほかの用事があったりしたので今日が今シーズン初になりますね。ただ夕方に空調服のバッテリーが切れてしまったことから作業はやや早めに切り上げているので、やろうと思えばもう少し出来たかもしれません。

とはいえ作業自体は順調に進めることができ、残り一日程度の作業量の所まで来ています。明日は一日雨予報となっているため作業再開は月曜日になりますが、もし大きなトラブルなどが無ければ月曜日中にしっかりと終えられるでしょう。

あと少しとなった裾刈り作業、疲れも少し溜まってきていますが最後までしっかりと取り組んで行きたいと思います。

残暑がヤバい

こんばんは。

今日は気温がぐんぐん上昇し久しぶりの体温並みの気温となりました。静岡の方では39℃というとても高い気温を記録したようですし本当に厳しい残暑の一日でした。

本日はお昼から少し出かける用事があったため午前中のみ裾刈り作業を実施。風があったことと蒸し暑さがそこまでなかったため、体感的にはいくらか過ごしやすかったですが、この時期らしい暑さでは無かったですね。

気温が最も高くなるお昼過ぎの時間帯はほかの用事を済ませていたので作業はしていませんでしたが、もしこの時間帯に活動していればどうなっていたのだろう…と冷や汗が出てきます。

いつまでも暑いままなので、この影響は確実にチャノキにも出てくるでしょう。年々気温が上がっている傾向はありますが、今年は昨年と比べてもかなり暑くなっているので昨年まで通用していたことが今年は通用しない可能性も十分に考えられます。

今後のお茶づくりはかなり難しい判断をしていく事になると思いますが、どのような結果が出るにしろ今後長期的なお茶づくりの参考になるでしょうから記録をしっかりと取りつつ丁寧な観察を行いたいと思います。

裾刈りビフォーアフター

こんばんは。

連日の厳しい残暑で疲れがなかなか抜けきらないこの頃。もう9月も下旬へ入ると言うのにこの状況なので気温による季節の進みがほとんど感じられないですね。

雨が予報されている土日を過ぎれば少し気温が下がりそうな予報も出ていますが、本当に涼しくなってくれるのか…と疑いつつあるこの頃になります。

 

裾刈りビフォーアフター

現在進めている作業は裾刈り(本日は所用のため実施できませんでした)

裾刈りはチャノキとチャノキの間部分に伸びた枝葉を刈り落とし作業性を良くする目的で行います。チャノキの表面の刈り落としではないので枝葉の刈り落とし量は少なめです。しかしボサボサしていた輪郭がはっきりとするため、枝葉の刈り落とし量は少なくとも茶畑の雰囲気は結構変化していきます。

上の写真は作業前の状態なのですが、裾刈りをすると…

こんな感じになります。

近くから撮影していることと、こちらの畑は畝間部分に伸びてきている芽があまり大きくなかったため見た目の変化はやや弱めなのですが、それでもすっきりとしたのは分かるかと思います。

なお、少し離れたところから見ると一目瞭然で茶畑の雰囲気が変わりますね(こちらに関しては写真を撮るのを忘れていました)

 

他に用事があったりして作業が行えない日もあるのですが、着実にチャノキの手入れは進めていきたいと思います。

残暑厳しい中での裾刈り作業

こんばんは。

今日は猛暑日一歩手前の数字まで気温が上がりました。この時期にこれほどの暑さになることは珍しい事になるでしょう。また、ただ気温が高い日があっただけでなく、安定して気温が高い日が続いていることも今後植物・作物の生育に影響を及ぼしそうで少し心配になりますね。

平年であれば最高気温は高くとも30℃前後となりますし最低気温は20℃を下回るような日が出てくるのですが、今年は安定して30℃を超える最高気温となり最低気温はまだ20℃を下回っていません。本当に残暑厳しくて大変な日々となっています。

 

そんな残暑厳しい中、本日は裾刈り作業を行いました。

前回は谷底にある一区画の茶畑のみ行いましたが、本日からは普段のブログで写真を投稿している山の斜面にある畑で裾刈りを行っていきます。

ただ平年と比べると裾刈りを行うにはやや早いため、裾刈りをしたあと再び芽が伸びてくることがやや心配になります。少しでも芽が再度伸びてくることを避けるために前回は気温が低めとなる谷底にある茶畑でのみ裾刈りを実施しましたが、今回は一番茶後に深刈りを行った畑を中心に裾刈りを行いました。

※深刈りをした畑では芽の数、葉の量が少なめであり、枝を刈ったあと芽が再び伸び始めるまでに少し時間が必要となるためこの判断をしました。

裾部分の枝葉を刈り落とすだけで茶畑の雰囲気もだいぶ変わってきます。見た目のために行っている作業では無いのですが、それでもきれいに刈ることが出来ると嬉しくなりますね。

 

なお、明日と明後日はほかの用事があるため茶畑での作業はほぼ行えないと思っています。次にしっかりと作業を行えるのは土曜日からなのですが、少し前までは雨が続きそうな予報が出ており作業が遅れるのではないかと少し心配していたところ、現時点では外作業が行えそうな予報に変わったので有難いです。

もちろん今後も予報が変わる可能性がありますが、2~3日ほど外作業が行えれば作業を終えることが出来ると思うので、そのような天候になることを期待したいと思います。

裾刈り作業を本格的に開始します

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝から曇り空で時々日差しが届くような状態、そして夕方からは雨が降り出しました。もっと早い時間から雨が降り出すかと思っていたので、屋外で行いたいことをしっかりと終えることが出来たのは有難かったですね。

 

本日は原木シイタケのほだ木を置いてある場所の防獣ネットの手直しをしたり、家庭菜園の一環として秋冬野菜を育てる場所を手入れしたり作物のお世話と種まきを行いました。お茶に関連する作業だと少しだけですが裾刈り作業も行いましたね。

何か一つ大きな作業をするというよりも、色々と行いたかったことを済ませることが出来た良い一日でした。

 

早めですが少しずつ…

本日は谷底の奥まった所にある茶畑のみ裾刈り作業を実施。いつもに比べるとやや早い時期での裾刈り作業であるため再び芽が伸びてきてしまうと厄介なことになります。そのため、まずは気温が低めとなる場所(気温が低ければ再び芽が伸びる可能性が低くなるため)から始めることにしました。

ただ、面積的には10aほどしかなく短時間で終えることが出来ましたね。

明日は一日ほかの用事があるため外作業は行えないため、水曜日くらいから本格的に裾刈り作業を始める予定です。平年並みだと秋分の日くらいに行うのですがちょうど雨が降りそうな予報が出ていること、さらに秋分の日前後はほかの用事が入っていてしばらく作業が出来ない可能性があり、やや早いのですが少しずつ実施していく判断をしました。

 

これから本格的に行う裾刈り作業は、チャノキとチャノキの間部分に伸びた枝葉を刈り落とし作業しやすくする目的があります。またこちらは作業を行った結果としてですが、越冬するハダニの住みかを奪うことになるため害虫予防的な効果も得られますね。

今後行うナラシ作業の行いやすさやハダニの密度を左右することになるため、丁寧な仕事を心掛けていきたいと思います。

今年最後の黄緑色

こんばんは。

今日も相変わらず蒸し暑さが堪える一日となりました。特に午後からは雲が広がり雨が降り出しそうなような状態になるものの雨が降らずに終わってしまったので(今の所かもしれませんが)夕方になっても蒸し暑いままでしたね。

ただ午後7時を過ぎたころになるとさすがに空気が涼しくなってきたことを感じます。夜に関しては多少過ごしやすくなってきたなと感じるこの頃です。

 

黄緑色は見納めに

現在の茶畑は伸びて来た四番茶芽により色合いに変化がみられるようになりました。

一番茶や二番茶そして三番茶芽が伸びる時期と比べると芽の生育にばらつきがあるためそろった黄緑色とはなりませんが、それでもある程度芽が伸びてくると遠目で見た時に黄緑色に見えるようになりますね。

 

当然、これから季節が秋本番そして冬へと向かうとチャノキは芽を伸ばさなくなります。次に芽を伸ばすのは来年の一番茶シーズンであるため半年近く濃い緑色の状態が続くのです。そのため、今年中に黄緑色の茶畑が見ることが出来るのはこれから残り少ない期間のみであると言えます。

半年ほど待てば再び見ることが出来るようになりますが、今年に関しては見納めとなる時が近付いてきているのです。

なお、当上河内地区においては秋冬番茶を行わないため三番茶芽以降は伸ばしっぱなしです。そのため四番茶芽の生育にばらつきが生まれるのですが、秋冬番茶を作る場合は夏に伸びた芽の先端を軽く刈り整え四番茶芽の生育をそろえることもあります。そのため、地域や作り方によってはこの時期であっても同じように芽がそろって伸びている光景を見ることも出来ます。