今日から10月。
茶農家にとってこの頃は
お茶の収穫・製造シーズンの次に忙しい季節です。
どんな作業をするかというと
整枝(せいし)という樹の形を整える作業をします。
この写真のような状態の茶の樹の
芽を刈り取り、きれいに整えます。
整えることで、来年の新芽が一斉に伸び
芽を刈り取るときに古い葉が混入することを
防ぐことが出来ます。
これが整枝の大きな目的なのですが
今回は整枝の前に行う裾刈りについて
投稿したいと思います。
裾刈り
裾刈りはお茶の樹と樹の間の
畝間を確保するために行います。
一枚目の写真では葉が茂り
畝間がはっきりしていないです。
この状態だと作業がしにくいので
整枝をする前に裾刈りを行います。
作業後はこの様な状態に。
縦にバリカンがついた機械を使い
左右の樹から伸びた芽を刈り取ります。
この作業は一人で行うことができるため、父が行っています。
まっすぐ一直線になるように刈るのが大変だそうです。
直線ではなく、曲がってしまったりすると
その後の整枝作業にも影響が出てしまうため
とても大切な作業になります。
まっすぐに刈れたらとても気持ちが良いでしょうね。
まだやったことはない作業なのですが
父のように刈れるようになりたいと思います。