日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

深刈り予定の畑を仕上げていきます

こんばんは。

今日はお昼前から雨が降り出し、お昼過ぎには短時間ながらも激しく降ることがありました。激しい雨はごく短時間で止みましたが少し恐怖を感じるような降り方でした。近年はこのような短時間にとても激しく降ることが増えているように思うため、雨が降り出してからの大雨対策はあまり効果が無いのではないかと思うようになっています。

 

そんな本日の午前中は地区の役仕事として道路掃除を行いました。

内容としては草刈りや飛び出た木の枝などの伐採。落石や土砂の撤去、埋まった側溝の掘り起こしなどです。私自身は本日、側溝の掘り起こしや土砂の撤去を主に行いました。雨が多くなる時期に備え、側溝をきれいな状態で維持しておくことは災害防止の一つになると思うため、しっかりやっておきたいところです。

明日も今日の午後の雨で側溝が詰まっていないかを確認してからの作業開始とする予定です。

 

なお、今週は主に深刈りの仕上げを予定しています。

ナラシ作業前に大まかに刈り落としを行い、刈り落とした枝葉が枯れてカサが減るのを待ち二段階目・三段階目の作業を実施していきます!

一回目の作業では大まかな刈り落としであり裾部分(畝間に接した部分)を主に刈り落とすため、頂部(畝の中央部分)が盛り上がった状態になっていたり三角形になっていたりします。その部分を刈り落とし、チャノキの形を整えていくのが第二段階・第三段階の作業となるのです。

可搬型の機械で作業をしているのですが一度で完成状態まで形を整えるのは困難であり、三段階ほどに分けて刈り落とすようにしています。

 

ちなみにこのような作業を専門に行う乗用型の機械であれば一回の作業でも問題無いのですが機械の値段が非常に高価であり、ある程度まとまった面積のある産地でなければ導入したとしても費用対効果が薄いため、当地区での導入はまずないでしょう。

可搬型(持って刈る機械)で今後も行うか、導入するとしても乗用型のアタッチメントの1つとしてで、回数を分けて行うのは今後も変わりなさそうです。