こんばんは。
昨日は季節外れの暑さとなりましたが、今日は若干気温が下がり雲が日差しを和らげてくれたりしたので少し過ごしやすい1日となりました。
ただ最高気温は手元の温度計で31℃まで上がったので、気温の数字的には高い状況が続いています。日曜日以降は本格的に涼しくなるとの予報が出ていることから、この暑さももう少しの辛抱と思いながら過ごしているこの頃です。
ナラシ作業で地味に大変なこと
現在実施しているナラシ作業ですが、作業を行う上で地味に大変なことがあります。
それはカナヘビやトカゲ、カマキリやイナゴ類などのやや大きめの昆虫への対応です。体への負荷があるとか暑いとかではありません。
秋は春から初夏にかけて孵化したカマキリなどの昆虫が大きくなり、卵を産もうとしている時期になります。そのため大きくなったカマキリなどがチャノキ上にいるのですが、ちょうど刈り刃が通る位置にいることが多くそのまま作業したのでは彼らを切ってしまう事になるのです。
そしてこれは、カナヘビやトカゲも同じです。こちらに関しては夏のナラシの時もいるのですが、秋は上へ出てくる傾向が強まるのか頻繁に見かけます。
そこで作業中に姿を見つけた場合は捕まえて隣の畝に移したり、木の内部や刈り刃の通らない所へ逃げるのを待って作業を行うようにしているのです。
これが地味に気を遣うため、秋のナラシ作業を行う上で大変なことの一つになりますね。
(カナヘビだと思いますが、とても尾が長い個体でした)
ただ上手く発見できれば対応できるのですが、中には対応に遅れてしまい刈り刃に巻き込まれてしまったり、気付かないうちに巻き込まれている個体もいると思われます。
気を付けて作業をしているのですが、完全に防ぐのは困難であり申し訳ない気持ちになりますm(__)m
将来的には乗用型の機械を導入する予定ですが、可搬型の機械と比べると昆虫などの発見がしにくくなると思われます。作業効率や使い勝手も重要ですが、導入する機械を検討する際はチャノキの表面の確認のしやすさや昆虫などを逃がすのに支障が無いかも重要な点となりそうです。