日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

化粧刈り作業開始

こんばんは。

10月も残り2日となりました。このブログを書いているのは30日の夜なので実質あと1日程度の方が正しいかもしれませんが、もう10月が終わってしまうのかという思いになります。

 

2023年も残すところ2か月。本日おせちの宣伝を見たこともあり、年末年始が近付いてきていることをより実感します。残り僅かとなってきた本年ですが、今年中に行いたいことはしっかりと取り組めるよう日々を過ごしていきたいと思います。

 

化粧刈り作業開始

一か月前の今頃はナラシ作業真っ只中でした。

作業の終了によりチャノキは刈り整えられた姿となりましたが、ナラシ作業時に上手く刈れなかった葉っぱが少し残っていたり遅れて伸びて来た四番茶芽により、表面は少しだけ乱れがあると言えます。

このままの状態では、飛び出た葉っぱや四番茶芽が一番茶の収穫時に混入する可能性や病害発生の可能性が高まるため、僅かに飛び出た部分を刈り落とす「化粧刈り」作業を行うのです。

 

化粧刈り作業は年によって実施する時期がバラバラです。

2年前はナラシ作業を終えた後、続けて化粧刈り作業も実施しました(その後遅れ芽が伸び、春先にも多くの畑で化粧刈りを実施しました)昨年は2週間程度遅らせて実施。今年は1か月近く遅らせての実施となります。

特に今年は遅らせて化粧刈りをするのですが、この遅らせた判断がどのような結果となるのかしっかりと確認していきたいですね。

前回のナラシ作業時は半袖で作業していましたが、今では上着が無いと日中でも肌寒いですね。この1か月間だけでも気温が下がってきていることを実感します。