動物の活動も活発になる夏ですが
私の家では毎年この時季になると来る
小さく長生きな訪問者がいます。
その訪問者はニホンイシガメです。
ニホンイシガメは
昔からペットとして飼われてきた歴史があり
幼体は「ゼニガメ」と呼ばれていました。
しかし現在ではクサガメの幼体の事を
「ゼニガメ」と言うらしいです。
このニホンイシガメ
何をしに来ているかと言うと
卵を畑に産みに来ています!
家のすぐ近くを川が流れ
ここで生活しているのですが
川の近くの土は石ばかりで
人の手でもなかなか掘れません。
そのため、柔らかい土のある畑に来て
産卵をしているのだと思います。
畑に来ている間は主にキュウリを
食べて生活しているのでしょう。
何度も大きく口を開け、畑で育った
太いキュウリにかじりついている姿を
見たことがあります。
一生懸命なその姿は
見ていてとても癒されました。
産卵時には器用に穴を掘り
5から7個ほどの卵を産みます。
数年前に何回か
産卵した後の卵を掘り出し
ふ化させたことがあるのですが
孵りたてはとても小さく
可愛らしいものです。
ちなみにこの時孵したカメは
全て川に帰しました。
今では川を眺めていると
少し大きくなった姿を
見ることもあります。