日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

茶畑への敷き草などを実施中

おはようございます。

 

今日の冷え込みは比較的穏やかになっています。

寒いには寒いのですが、昨日や一昨日と比べると少し過ごしやすいですね。

 

ただ今夜から再び寒気が入ってくる予報となっています。

 

また年末にかけても冷え込みが厳しい日がありそうなので

「寒くても快適に過ごせるグッズ等を購入しようかな…」

と思っているこの頃です(^^;)

 

 

敷き草などを実施中

最近のお茶の木の手入れとして「敷き草」を主に行っています!

 

敷く草は以前草刈りをした物…。

9月に草刈りを行い乾燥させておいたススキなどを集めて、茶畑に敷いていく作業になりますね(^^)/

 

敷き草を行うのは幼木園(植え付けて間もない畑)や若い木の畑。

また腐植が不足していそうなところを中心に敷き草を施していきます!

写真の畑は成木になったお茶の木の畑です。

7月に行う浅刈り作業や秋のナラシ作業で大量の枝を刈り落とし有機物を補給するため、基本的には敷き草は行いません。

 

有機物はたくさん施せば良い」

そんな印象を抱くこともあるかもしれませんが、実は適切な量があり大量に施すのはNGなのです!

 

適切な量の有機物であれば、土の中で働く有機物をより豊かにしてくれたり、水持ちや肥料持ちの良い豊かな土づくりに役立ってくれます。

 

しかし、有機物が分解される時には土の栄養を消費することがあり有機物が多すぎると逆に土が痩せてしまう事があるのです。

また適切に有機物が分解されないと、ただ腐ってしまうだけで臭いにおいを放つようになったり、病気や害虫を呼び寄せることにも繋がってしまいます。

 

そのため刈り落とす枝葉の少ない幼木園や若い木の畑を中心に、有機物が比較的少ない場所に敷き草を行うようにしているのです(^^♪

 

写真の茶畑では右側の部分に敷き草を行っています。

これは刈り落とした枝葉の量が少ないため有機物の補給する目的と草が生えてくるのを防ぐために行ってみました。

 

 

敷き草のメリット

敷き草を行う目的は有機物を補給するだけではありません。

 

他にも様々なメリットがあるため草を敷くようにしているのです。

もし有機物を補給するだけの目的であれば、堆肥や有機質肥料でも問題ないですしね…。

 

敷き草を行うメリットとしては

 

有機物の補給

 

土や根の保温

 

過剰な水分蒸発の防止

 

土壌流亡の防止

 

草抑え

 

などになるでしょうか…。

 

敷き草は有機物の補給に直結しますし、断熱効果があるため冬の寒さから土や根っこを守る効果もあります。

 

太陽の光が直接土に当たるのを防ぐため、過剰な水分の蒸発を防いだいり草が生えてくるのを防止する効果・・・。雨が土に直接たたきつけるのを防げるため、大雨が降ったときに土が流されてしまうのを防ぐことも出来ますね!

 

そして敷き草であれば無料で手に入れることが可能です(^^)/

急斜面を保護するために草を生やしていますが、その草を刈って使用するので当然無料で敷き草を行えますね。

 

また草地として管理することで植物や昆虫などを保護するメリットなどもあります!

 

このように様々なメリットがあるため、手間はかかりますが敷き草を行うようにしているのです。

 

 

ただし、過剰な有機物の施用は逆に悪影響を及ぼすこともあります。

お茶の木の状態や土の状態をしっかりと確認したうえで、適切に敷き草を行う必要はありますね…。