日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

ミニトマトのようなジャガイモの実

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は昨日と同じく梅雨空が広がりました。日中は気温が低めであり過ごしやすいのですが、夜気温が下がりにくいのは堪えますね。

明日からは晴れの予報が目立っております。日中は暑くなるでしょうが、晴れることで夜過ごしやすくなってくれると有難いですね。

 

ジャガイモの実

今年の春ジャガ栽培、主に育てていた「メークイン」はすべて収穫してしまいましたが「農林一号」はまだ栽培中です。そんな農林一号に実が生っているのを確認しました。

一見するとミニトマトのように見えますね。ですがジャガイモの実です。

ジャガイモはナス科の植物でありトマトもナス科の植物であるため似ている部分があります。

 

ミニトマトと似ているので食べれそうにも見えますが要注意です。

 

食べるな危険

ジャガイモの実には毒性のある成分アルカロイドが含まれています。そのため食べてはいけません!熟すと毒性が低下するため食べることも可能…という記事も目にしましたが、熟したか判断するのは難しいため食べようとしない方が良いですね。

そう考えると、日に当たって緑色になったイモ芽やその周辺などにも毒が含まれていますし、使用頻度の高い野菜ではありますが地味に多くの危険性も持っている野菜であるとも言えますね。

 

だからと言ってジャガイモ=危険な作物というつもりは一切ありません。どんな植物にも少なからずリスクはあります。リスクのない植物・食べ物は一切無く、あるのは程度の問題、知っているか知っていないかの問題でしかありません。

 

植物は身を守るために何らかの毒性成分を持っています。

毒性成分といいましたが植物から見れば毒でもなんでもないでしょう。何らかの人体に悪い影響が出る量であれば「毒」と呼び、何らかの効果を得られる量であれば「薬」と呼ぶので、毒と呼ぶのは人から見た分類でしかありませんね。

 

ただし私たちは人間なので、ジャガイモの実が毒となる物であると知っている以上、食べるのは避けた方が良いと思います。