日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

肥料の話 有機質肥料編

昨日の投稿に続き

今回は有機質肥料について

投稿したいと思います。

 

有機質肥料とは

有機質肥料(有機肥料)は名前の通り

有機物を原料とした肥料になります。

 

菜種油を搾った後に出る”油粕”などの

植物由来の有機物や

”牡蠣殻”や魚を原料とした”魚粕”などの

動物由来の有機物が原料です。

 

有機質肥料は土に混ぜた後

土の中にいる微生物によって分解されます。

分解されることにより

植物が吸収できるようになります。

 

そのため肥料の効果は

ゆっくり長い期間続くのが特徴です。

 

また有機物は土壌微生物のエサとなるため

微生物を増やす効果もあります。

 

微生物がたくさんいる土は

ふんわりと柔らかく

ほのかに暖かく感じられます。

 

養分の補給だけでなく

土づくりの効果もある肥料でしょう。

 

問題点は

有機質肥料、最大の問題点は

価格が高くなってしまうことです!

 

化学肥料と比べると

含まれている肥料成分の割合が

低い肥料になります。

 

化学肥料と有機質肥料、

どちらも同じ成分量を使いたい

となった時は

どうしても有機質肥料の方が

必要な量が多くなります。

 

たくさん購入しなければならないため

必要量で見た時に、価格が

高くなってしまいます。

 

また同じ種類の肥料、例えば油粕でも

メーカーや物の違いにより

僅かに成分の割合が異なります。

 

この点にも注意が必要でしょう。

 

有機質肥料は良いです!!

お茶の栽培では

肥料成分の1つ「窒素」

がとても重要になります。

 

お茶は果実やトマトなどの野菜と違い

芽や葉を収穫する作物です。

 

芽や葉を大きくするためには

窒素成分が多く使われます。

 

お茶の場合は年に何回か

伸びてくる芽を収穫するため

窒素をたくさん補充して

あげなければなりません。

 

化学肥料も有機質肥料も

どちらも使っているのですが

お茶の場合は化学肥料のみで

栽培された物よりも、

有機質肥料も使った方が

品質が良くなるとされています。

 

また祖母からは

”油粕”を使うとお茶の香りが良くなる

という話を聞きました。

 

そのため茶栽培では

産地により違いがありますが

有機質肥料の割合が多い

合肥料を利用することが

多いと思います。