日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

お値段約3万円 摘採機の刃を交換してもらいました

まるで雨が降り出しそうな空模様な今日。

もう少し晴れるかと思いましたが雲が目立ちますね。来週は雨が降る予報の日も多いので、雨の降る日は雨の降る状況を曇りや晴れの日はその状況を活かしながら過ごしたいと思います。

 

茶畑の管理だけでなく、二番茶が始まるまでに家庭菜園で育てているジャガイモを収穫したり、夏野菜の手入れや種まきなどもしていきたいものです。

 

摘採機の刃を交換

お茶の芽を収穫する「摘採機:てきさいき」

バリカンでお茶の芽をカットし、パイプから出てくる風により後ろに付けた収容袋に集めていく機械になります。

現在うちでは可搬型の摘採機を使用しています。機械をお茶の木を挟むように2人で持ちながら使用する機械ですね。これが無くては現状お茶づくりが進められません。

 

ですが、使用開始からかなり年数が経過しています。

所々部品を交換したり刃を研ぎながら使ってきたのですが、今年の一番茶を行った感覚として切れ味が非常に悪くなったように思いました。

 

刃を再び研ぐことも考えましたが、そもそも刃が丸まって来ている事が判明。長い期間使ってきたので仕方が無い事ですね。

 

そこで二番茶までに刃を新しく交換してもらう事にしました(^^)/

ピカピカでキレイな刃です!切れ味が良さそうですね。

交換にかかった費用は3万円ほどだったと思います。新品の機械を購入することを考えるとリーズナブルです。

 

ちなみに機械の部品の交換などは行うことがありますが買い替えはあまりしません。多少の故障やトラブルはありますが、使用できなくなるような深刻な影響はほとんど発生しないですし、エンジン自体が壊れる事もいまだ経験したことがありません。

 

そのため部品を交換することで何十年も使用することが出来ます。機械メーカーさんから見れば新しい機械を買って欲しい所だとは思いますが、出来る限り今あるものを利用して行きたいですね。

 

ちなみに減価償却の期間は7年だったと思います。

しかし、手入れを行い部品の交換も度々行えば2・3倍の期間はらくらく使用できますね。

 

摘採機の命である刃を交換したので、二番茶も来年の一番茶以降も機械的には良い状態で迎える事が出来そうです。