日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

新しいチェーンソー

こんばんは。

今日は朝から曇り空。ときどき雨が音を立てて降る天気となった川根町上河内地区です。もっと晴れるかせいぜい雲が目立つ程度になるかなと思っていたので、今日の雨には少し驚きましたね。

 

雲が切れて明るくなってきたと思えばザーと雨が降り出し、しばらくすると止み曇り空に。そして明るくなってきたと思えば再び雨が降り出す…というような天気となり、今日外で作業があった人にとってはかなり振り回されたのではないかと思います。

 

なお明日は今日以上に雨が降る可能性が高いという事で外作業はもともとお休みにするつもりでいます。確定申告シーズンという事もあるので、屋内での作業を主に進めて行きたいですね。

 

チェーンソー

この春新しく小型のチェーンソーを購入しました。

一台は私が購入した物でスチール社製のバッテリー式チェーンソー。もう一台は父が買ってきてくれた(以前まで使用していた物が故障した事もあり)共立社製のエンジン式チェーンソーです。

並べてみるとスチールのチェーンソーはバッテリーを入れる場所も大きく、ずんぐりむっくりした印象を受けます。対して共立社製のチェーンソー(確かオールラウンドソー)はかなりすっきりした見た目となっています。

どちらもバーの長さは30㎝の物を選択したのですが、若干スチールの物の方が短いですね。ずんぐりとしたような印象を受けるのはバーの長さも多少は影響しているでしょう。

 

なお今回バッテリーチェーンソーを購入したのには、昨年レンタルで使用した物の使用感が良かったからです。

ochagurashi.com

当時利用したのはマキタ社製トップハンドルのチェーンソーでしたが、購入するとしたらリアハンドルの標準的な物にする予定でした。予算は10万円前後までで、ある程度のパワーと使用時間が確保できそうという事で、スチール社製の物を選択し購入したのです。

なおバッテリーチェーンソーは枝払いや庭木の管理をはじめとした細めの木を対象としたちょっとした作業、薪づくりなどで使用する予定です。

高スペックの物であればパワーも増していくと思いますがやはりエンジン式の物と比べると不十分なこと、使用時間も限られるのでバッテリーのみにするのは難しいですね。

 

それぞれの利点を生かして

山間地に住んでいるので、災害時にはチェーンソーなどの道具が必要になることもあります。大規模な災害であれば、電気も来なくなりますし燃料も手に入りにくくなるでしょう。

 

ただ、手に入らないことと手に入りにくいことでは大きな違いがあります。

またいざという時のために備蓄をするとしても、蓄電池などを用意するよりも燃料の方が備蓄にかかる初期投資は非常に低価格ですみますし、蓄電池と燃料を同じ体積で比較すれば燃料の方が出来る作業としては多くなるでしょう。

発電機を動かせば電気を得られるのもメリットの一つです。

 

また山林の管理でも、パワーがあり燃料やオイルを補給すればよいのでエンジン式のチェーンソーの方が使い勝手は良いと思います。

 

ただ、家の周りでちょっとした作業を行う時はバッテリーの方が楽そうです。

バッテリー式の物もオイルを補給するなどの管理は必要になるのですが、使い始めるまでの準備が楽で、思い立ったらすぐに作業を始める事が出来るのが大きなメリットかなと思います。

また以前使用した玉切りの時のように切るだけでなく切った物を運び出すような時は、「切れるだけ切って後は運び出す」という様なメリハリを付けやすくなるのも良いですね。

 

今年も玉切りを予定しているため、両方ともその時が使用のデビューになると思います。どのような使用感なのか楽しみにしているところです。

 

なお環境への負荷ですが、使用時だけに限ればバッテリー式の物の方が良いとは思います。しかしながら、製造や廃棄までを考慮すると両者に大きな違いは無いと思っています。