日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

「おおいわせ」の一部の芽で萌芽を確認

こんばんは。

昨日と今日は手元の温度計で21℃まで気温が上昇、ついに最高気温が20℃を超える日が出始めるようになりましたね。また一部の山桜では開花を確認できましたし、気温だけでなく植物の生育からも本格的な春がやって来ている事を実感できます。

 

ちなみに今日は午前中を中心に晴れましたが午後からは雲が広がり始めました。今夜からは雨の予報が出ていますし、さらに来週は雨が降る日が続きそうな予報も出ていますね。

明日に関しては気温が下がりそうですが、その後は安定してこの時期らしい気温になりそうですし春の進み方はより一段とスピードが増していきそうです!

 

一部で萌芽を確認

この頃の暖かさにより日に日にお茶の芽が膨らんで来ていますが、特に早生品種である「おおいわせ」は生長が早くはっきりと分かるようになってきています。

芽が膨らんでいくと刈り均したお茶の木の表面から芽が飛び出てくるようになり、芽がツクツクして見えるようになります。上の「おおいわせ」の畑ではちょうどその段階になりつつあると言えます(^^)/

 

平年のように冷え込む日があると芽の生長はもう少しゆっくりなのですが、今年は暖かな日が続いているため安定して大きくなってきています。

 

そして道のすぐ近くなどの一部の場所では、気温が上がりやすく夜も冷え込みが厳しくならないためより芽が膨らんで来ていますね。

なかには芽が膨らむだけではなく、すでに萌芽している物もあったほどです。

率直な感想としてはやはり早い!

昨年も暖かな日が続き芽の生長も早まりましたが、昨年以上に早いように思います。

 

道路のすぐ近くという少し特殊な環境ではありますが、今後は萌芽した芽が少しずつ見られるようになる季節となります。

本格的な萌芽が始まるまではまだ10日ほど時間がかかると思います。そして萌芽した芽が育ち葉っぱが一枚開くまでにも、10日から2週間ほどの時間がかかるでしょう。

 

今はまだ濃い緑色の茶畑ですが、もうしばらくすると新緑が美しい黄緑色の茶畑を楽しめる季節がやって来ます!